アメリカで誰もが使っているモバイルアプリ10選

今や生活の一部として、当たり前のように私たちの暮らしに浸透している携帯電話。スマートフォンの普及により、音声通話はもちろん、アプリケーションを使用してゲームやメッセージの送受信、ショッピングや銀行の取引までもが手軽に携帯電話上で行えるようになりました。

それにより、スマートフォンユーザーのアプリの利用時間は年々増加しています。まさに成長の真っただ中にあると言えるアプリ市場。世界の2017年アプリダウンロード数は2015年と比較して60%上昇し、1,750億ダウンロードを超えており、アプリ業界全体の年間売り上げも確実に伸びています。

しかし各国での人気アプリの顔ぶれは国によって大きく異なります。アメリカでも他の国同様に定番のFacebook系アプリ(Facebook・You Tube・Instagram・Messenger)やGoogle系アプリ(Google search・Google Maps・Google Play・Gmail)など、既に世界中で認知され使用されているアプリが人気です。今回は、「アメリカで誰もが使っているモバイルアプリ10選」と題して、アメリカ国内にスポットをあてた人気アプリを紹介していきます。

Pandora

ユーザーのお気に入りの音楽ジャンルだけを選出したオリジナルのラジオ局を作れることで一躍人気となったアメリカ生まれの「パンドラ」。好きなミュージシャンや曲を入力すると、音楽タイプをアプリが自動で学習し、関連した音楽を選択して流してくれます。全く知らなかった曲が流れてくることもあり、自分の好みに近い新たな楽曲に出会えることも人気の秘密。パンドラの選曲が気に入れば「イイネ!」ボタンを、逆に曲が好みでなければ、ボートダウンマーク(イイネ!とは逆の親指が下に向いているマーク)をクリックしてパンドラに通知することで、より自分の好みに近い選曲が行われるようになっていくという、遊び心に溢れた画期的なミュージックツールです。

Craigslist

「クレイグズリスト」はアメリカで最も有名な生活クラシファイドサイト。仕事探しや物の売買、家探しやルームメイト募集、求人広告など毎月8000万件以上の広告が投稿されている巨大なコミュニティサイトで、生活に関係するあらゆる情報を得ることができます。年齢や性別に関わらず、多くのアメリカ人が日々利用しています。

Snapchat

日本でもスナチャの愛称で、若者を中心に人気を博している「スナップチャット」。スナップチャット最大の特徴ともいえる、写真や動画が最大10秒で強制的に消えるという斬新な仕様で、より直感的で情報量の多い写真、動画を通じてのコミュニケーションを可能にします。様々な写真加工機能などを備えたアプリは、たちまちアメリカの若者(特に10代~20代)を中心に爆発的に普及し、10代のスナップチャットアプリ使用率は他のアプリの追随を許さない状況です。

WhatsApp

日本でソーシャルメッセージアプリといえば「LINE」が圧倒的なシェアを占めていますが、お国が変わればアプリも変わります。アメリカで圧倒的に使用されているメッセージアプリは「ワッツアップ」です。アメリカでは業者が顧客に対する連絡を行うのに、メールや電話ではなくワッツアップを使うということもよくあります。2017年には、全世界で10億人ユーザーを達成するなど、世界でもその勢いは止まりません。

Pinterest

日本ではまだまだ知名度の低い「ピンタレスト」。ウェブサイト上やピンタレスト上にアップされているお気に入りの画像・写真を「ボード」と呼ばれる自分のスペースに「ピン(保存)」してコレクションしたり、シェアをして楽しむ画像共有サービスです。自分自身が展開するコンテンツが他ユーザーのホームや検索結果に表示されてどんどんと拡散されていくので、この仕組みを利用し、ピンタレスト上に自社商品やコンテンツを公開することで、商品PR・ブランドの認知度向上・自社サイトへの集客など、ビジネスに有効な効果が期待できると話題のサービスです。月間の利用ユーザーは現在2億人を超えています。

Tinder

アメリカ発、今最もホットなソーシャルマッチング系アプリ「ティンダー」。このアプリの最大の特徴は、位置情報を元に表示される相手の中からマッチングしたい人をスワイプで選ぶということです。ティンダーの登録時には基本的にFacebookの連携が必要となります。ティンダー上にFacebookのプロフィールが自動で連携されるため、匿名性が低いところもユーザーの支持を集めている理由です。現在までのマッチ数は既に累計200億を突破しています。

Reddit

2005年アメリカのマサチューセッツ州でサービスが開始されて以来、世界を代表するオンライン掲示板サービスとなった「レディット」は、日本でいう2チャンネルのような掲示板です。ニュース、コンテンツ共有、ディスカッションのための掲示板では、スレッドはSubredditと呼ばれ、ある一定の条件をクリアしているユーザーが立てることができます。コミュニティは関心のあるトピックごとに分けられており、現在11,000を超えるSubredditが存在しています。毎月2億人以上が利用しているこの掲示板は、その大半がアメリカ国内からの利用となっています。

Lyft

今、アメリカで「Uber」と並んでそのシェアを伸ばしているのが、米国サンフランシスコで2012年に開始されたライドシェア型のオンライン配車サービス「リフト」です。アメリカではもう当たり前になっている配車サービスで、現在毎週1000万回以上の乗車があり、利用者は現在も増加を続けています。3月末締めの四半期は20期連続の前年比100%増以上となることが確実視されている、ノリにのっているアプリケーションです。

Netflix

アメリカ最大の動画配信サービス「ネットフリックス」のアメリカ国内での有料会員数は、既に約5,400万人に上っています。2016年12月から携帯端末のアプリを使用して動画のダウンロードができるようになり、アプリの人気は更に加速しています。ネットフリックスが他の動画配信サービスと一線を画すのは、豊富なオリジナルコンテンツです。2018年内だけでコンテンツに80億ドル(約8,566億円)以上を費やし、約700本ものオリジナルドラマや映画を制作すると発表し、話題になっています。また、アメリカの若者の間では「ネットフリックス」という単語を使ったスラングも生まれるなど、日常生活に浸透してきています。

Amazon

「アマゾン」は、アメリカ合衆国・ワシントン州シアトルに本拠を構えるECサイト。家電に洋服、日用品や食料品まで、買えないものがほとんどないほどの豊富な商品ラインナップが魅力で、スマホアプリを使えばいつでもどこでも好きな時にインターネットショッピングが楽しめる手軽さで、アメリカのユーザーの心をつかんでいます。また、毎日開催されるタイムセールの「ウォッチリスト」機能でプッシュ通知を受けとれるなどの便利機能も装備されており、日々の生活に欠かせないアプリになっています。

いかがでしたでしょうか。日本と比べてみると、だいぶアプリの顔ぶれが違うことがお分かりになると思います。アプリは、その国の「お国柄」を映し出しているといっても過言ではありません。やはりアメリカ国内ではアメリカで創られたアプリが圧倒的に利用されているようです。アプリの人気は、その国の消費トレンドや開発企業の勢力図が大きく反映されていると言うものの、アメリカで人気のアプリの傾向を探ることで、新たなビジネスの可能性を見ることができるかもしれません。

 

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投稿者プロフィール

矢崎 章裕
矢崎 章裕
株式会社インフォキュービック・ジャパン Social Media Marketing Team Manager
長野県生まれ。同志社大学卒業。大学在学中カナダへ留学しグローバルビジネスについて学んだのをきっかけに「グローバル視点での仕事に携わりたい」と思い、株式会社インフォキュービック・ジャパンに入社。Digital Marketing Teamにて、中小企業から大企業における、国内&国外のクライアントのプロモーションを担当。現在はSocial Media Teamにてサービス立ち上げおよび海外メディア開拓に従事する。趣味は、散歩。