英語圏で人気を集めるトラベル系メディアは?

旅行の手配を行うにあたってはエージェンシーに諸々の手配を依頼するか、あるいは航空会社やホテル、レンタカー会社などにそれぞれ連絡をして予約をするかというのがかつてのスタイルでした。ところが、インターネットが世界の流通システムを変えたことにより、いまでは自宅に居ながらにしてすべての手配を個人で行うことができるようになっています。その際に利用するのがトラベル系メディアで、インターネットを検索すると実にたくさんのサイトが存在することがわかります。

ここでは英語圏のユーザーがよく利用しているトラベル系メディアについてご紹介していきましょう。

 

世界的に知られたサイトに加え ユニークなサービスで注目のサイトも

 01. TripAdvisor

トリップ・アドバイザー|https://www.tripadvisor.com/

トリップ・アドバイザーは日本でも知名度の高いトラベル系メディアです。アメリカをはじめとして世界各地のホテルに関してのレビューが掲載されており、プロのホテル評論家によるコメントだけでなく、実際に宿泊をしたことのあるユーザーの投稿も数多く掲載。宿泊を希望している場所を検索することで周辺のホテルを表示するだけでなく、アクティビティ関連情報やさまざまなオプションについても一緒に把握することができます。また、価格を優先するのか、あるいはビジネス向け、ファミリー向け、新婚旅行、またはラグジュアリー希望なのかなど目的によって最適なリストを表示。サイト経由で直接手配することはできませんが、提携先のサイトから簡単に予約することができるようになっています。

02. hotwire

ホットワイヤ|https://www.hotwire.com/

ホットワイヤはレンタカーにフォーカスしてサービスを提供するユニークなトラベル系メディアです。英語圏ではその名を知られたレンタカー会社8社とサービス提携しており、それらのなかにはハーツやアラモ、エンタープライズなどが含まれています。日々変動する価格を常にチェックしサイトに反映しているほか、「ホット・レート」と呼ばれるブラインド予約サービスを利用するとさらに安い価格でレンタカーを予約することができます。ただし、予約が完了するまではどのレンタカー会社なのかを知ることはできません。

03. Hotels.com

ホテルズ・ドット・コム|https://www.hotels.com/

ホテルズ・ドット・コムは日本でもCMを展開していることで耳にしたことのある人が多いのではないでしょうか。言わずと知れたグローバル展開を行うトラベル系メディアです。その名にあるようにホテル予約に特化したサービスを提供し、提携しているホテルの数は世界中で何十万件。毎日その日のおすすめホテルが提案されるほか、ラストミニッツで格安に手配したり、あるいは事前予約でお得に手配するサービスも用意されています。季節限定のセールや目的地限定バーゲンなど、とにかくユーザーにうれしいサービスがてんこ盛り。10泊すると1泊分が無料で手配できる特典は出張の多いビジネスマンを中心としてユーザーから特に人気を集めています。

04. KAYAK

カヤック|https://www.kayak.com/

カヤックはとにかく安くフライトを手配したいと考えている方におすすめのトラベル系メディアです。オンラインでフライトに関する情報を常に何百ものソースから収集しており、ユーザーの希望に応じた条件のなかからもっとも安いフライトを提供。時間に余裕のある方でしたら、さらにお得なフライトを見つけることもできます。検索ツールも充実しており、目的地や日付だけでなく、ビーチやゴルフ、スキー、あるいはギャンブルなどのアクティビティ、どのくらいの気温の地域が好みかまで入力することも。それぞれの表示項目の「買い時」についても知らせてくれるなどまさに至れり尽くせりです。

 

ほかとの差別化を意識したサイトも高い評価を獲得

05. priceline

プライスライン|https://www.priceline.com/

プライスラインは偏りのないサービスを提供しているトラベル系メディアです。ユニークな機能として「ネゴシエーター」というツールが搭載されており、ユーザー自らがホテルと価格のネゴシエーションを行うことが可能。希望するホテルの星の数と宿泊希望のエリアと予定日、そして希望する宿泊コストを入力します。最高で公式レートの6割引での手配も可能で、なかには1泊あたり100ドルも安く予約をできたケースも。ただし予約を入れる時点ではどのホテルに宿泊するのかは明かされないという条件があります。

06. AirfairWatchDog

エアフェア・ウォッチ・ドッグ|https://www.airfarewatchdog.com/

エアフェア・ウォッチ・ドッグはラストミニッツの格安フライトにフォーカスしてサービスを提供しているトラベル系メディアです。数多くあるエアライン会社の公式サイトを常にフォローするスタッフを配し、各社の特典プログラムを対象にリリースされるプロモーション・コードやお得なセール情報をいち早くゲットする体制としています。似たようなサービスを提供しているサイトもありますが、エアフェア・ウォッチ・ドッグでは大手サイトでは見逃してしまうサウスウエスト航空やアレジアント・エアなど比較的小規模な航空会社についてもフォロー。豊富なオプションのなかから本当にお得なフライトを見つけ出すことができます。

07. Bed and Breakfast

ベッド・アンド・ブレックファスト|https://www.bedandbreakfast.com/

ベッド・アンド・ブレックファストはその名の通りB&B(朝食付きの民宿)を中心にサービス展開しているトラベル系メディアです。実際にはB&Bのほかにイン(小規模なホテル)をターゲットに、公式ホームページも持っていないような個人経営のインについてもきちんとフォローしています。その時々のお得なバーゲン情報やプロモーション・コードを入手したければ、メール・アドレスと希望の条件について登録するだけという簡単さ。宿泊先に暖炉があるか、ホットタブかあるかなど、アメニティでの検索も可能で、ペットと一緒に宿泊できるかも事前にチェックできます。

08. JetSetter

ジェット・セッター|https://www.jetsetter.com/

ジェット・セッターはラグジュアリー・ホテルにフォーカスしてサービスを提供するトラベル系メディアです。一般的に高級ホテルのディスカウント情報は宣伝される機会があまりなく、特定のメンバーに限定的に共有されることがほとんど。ジェット・セッターではそういった状況を逆手に取り、日頃目にすることの少ないラグジュアリー・ホテルのセール情報を「フラッシュ・セール」と題して毎日15〜30ほど配信。なかには最大50%オフで予約できるケースもあり、憧れだった高級ホテルに宿泊できるチャンスをユーザーに提供しています。

09. InsureMyTrip

インシュア・マイ・トリップ|https://www.insuremytrip.com/

インシュア・マイ・トリップ(”わたしの旅行に保険をかけて”)はサービスを名称にしたとてもユニークなトラベル系メディアです。その名の通り、旅行保険を専門に取り扱ったサービスを提供しており、ややもすると「ついで」に手配されることの多い旅行保険にしっかりと向き合って手配することが可能となっています。旅行先や日程などを入力すると保険プランの候補が複数表示され、それぞれの補償の範囲や条件について確認をしながらもっとも適切なものを選ぶことができます。

10. Home Exchange

ホーム・エクスチェンジ|http://homeexchange.com/

ホーム・エクスチェンジはあまり日本では馴染みのない「ホーム・エクスチェンジ」にフォーカスしてサービス提供しているトラベル系メディアです。ホーム・エクスチェンジとはまさに”家を交換する”ことで、欧米などでは長期休暇の際に空けてしまう家をほかの人に貸す習慣があります。特にビーチや大都市、観光地にある物件は人気が高く、高値で取引されることも。ホーム・エクスチェンジではおよそ4分の1をアメリカの物件が占めていますが、ほかにもイギリスやカナダ、オーストラリア、イタリアやフランスなどの物件をカバー。会員費(年間119USドル)を収めれば何回でも利用することが可能です。

 

いかがでしょうか。英語圏でよく利用されているトラベル系メディアのなかには、世界的に有名なサイトももちろんありますが、サービスを絞ることによってほかのサイトとの差別化に成功しているサイトも含まれていることがおわかりいただけたと思います。

科学技術の進歩により交通手段は今後ますます効率化されていくなかで、世界中を旅行する人は今後ますます増えていくことが想定されています。その流れを受けてトラベル系メディアもより発展していくと言っていいでしょう。

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投稿者プロフィール

村上 崇
村上 崇
村上 崇(むらかみ たかし) 株式会社カーツメディアワークス 代表取締役/CEO

国立津山高専電子制御科にてロボットエ学を専攻。
報道番組のディレクターとして数々の事件、政治、トレンド情報などのリサーチから取材、リポート、編集まで幅広く手がけ、情報収集と情報発信の礎を築く。
その後、PRコンサルティングファームにて東証一部上場企業、グローバル企業などのブランディング及びクロスメディア戦略コンサルティングを手がけ独立。
コンテンツマーケティングおよび戦略PRを中心とした株式会社カーツメディアワークスを設立。