WeChatに企業が公式アカウント登録するとできる9つのこと

中国最大のチャットアプリWeChatには、公式アカウントが用意されており、登録してマーケティングや集客、ブランディングなどに活用されているケースは多くあります。近年爆発的に普及し、もはや中国マーケティングには欠かせない存在となっているWeChatに公式アカウント登録をすると、どのようなことができるようになるのか、いくつかご紹介いたします。

 

WeChatの公式アカウント

WeChat公式アカウントは大きく分けて、「サービスアカウント」と「購読アカウント」、そして「企業アカウント」の3種類ありますが、マーケティングなど対外的に活用できるのは、サービスアカウントと購読アカウントの2種類となります。(企業アカウントは社内でコミュニケーションをとる用、というイメージです)

サービスアカウントは、サービスを提供したい一般企業の販促やマーケティング活動に適したアカウントです。購読アカウントは企業だけでなく、個人でも登録が可能で、主にメディア関係など情報発信に向いているアカウントです。

この2つのアカウントの違いは多々ありますが、例えばサービスアカウントでは、投稿した情報が友人のチャットと同じように表示されますが、購読アカウントでは、投稿は購読フォルダ内に表示されるといった違いがあります。

上記2つのアカウント違いは以前こちらの記事でも紹介しています。

 

WeChatの公式アカウント登録をするとできる主な9つのこと

では、こうしてサービスアカウントや購読アカウントに登録すると、一体何ができるようになるのでしょうか?
中国マーケティングを行う企業にとって嬉しい主な機能をご紹介いたします。

フォロワーへ情報の定期配信

自社の企業アカウントをフォローしてくれているフォロワーに対して、情報を定期的に配信することが可能です。

例えば、自社の新キャンペーンがリリースされたり、新商品の発売、新店舗のオープンなど様々な最新情報をフォロワーに定期的に情報提供するといった用途でよく使われています。

WeChatはLINEのように基本的にチャット形式なので、サービスアカウントではフォロワーのチャット画面に表示されます。購読アカウントでは、別に購読フォルダという格納場所があり、そこへ表示されます。

<サービスアカウント>

<購読アカウント>

フォロワーへのPUSH通知

フォロワーに対してPUSH通知することも可能です。サービスアカウントでは1ヶ月に4回まで、購読アカウントでは一日1回記事投稿ができますが、PUSH通知はできません。
※PUSH通知とは、記事が投稿された際に携帯から着信があり知らせてくれる機能。
アプリの右上には未読の記事数が表示されます。

フォロワーとのメッセージのやりとり

サービスアカウント・購読アカウント両方ともに、フォロワー1人1人とのメッセージのやりとりが可能です。
例えば、フォロワーからの問い合わせや質問に答えることも可能です。

モーメンツでテキスト・写真などの配信

WeChatに備わるモーメンツ機能は、公式アカウントでも利用可能です。テキストや写真を用いて作った魅力的なコンテンツをモーメンツに流すことで、情報発信が可能です。
※モーメンツとは
https://gloma.net/2018/04/18/whechat/#i-2

メニューバーから外部サイトへのリンク

アカウントページの下にはメニューバーがあります。そしてそこから、それぞれ外部サイトへリンクさせることもできます。
自社の公式サイトや外部のECサイトなどに飛ばせば、フォロワーに対して情報を効率的に伝え、なおかつ販売促進にも繋がります。

顧客管理

サービスアカウントでは、フォロワーのユーザー管理ができるので、マーケティングツールとしても活用することが出来ます。

<フォロワーのデータ分析管理画面>

ECと連動

WeChat公式アカウントページから直接外部サイトのECサイトへ誘導することなく、WeChat内に直接EC機能を持たせて、商品を販売することも可能です。
こちらの機能に関しては今後、ご紹介いたします。

WeChat Pay決済

WeChatを運営するテンセント社の認証を受けると、WeChat Payを利用することができるようになります。
WeChat Payは、WeChatを使った中国で人気の決済サービスで、ユーザーが自分の銀行口座をWeChatに登録し、QRコードにスマホをかざすことで簡単に決済ができる決済機能です。
オフライン・オンラインともに導入、利用が可能です。

また、実際にWeChat Payを利用したユーザーを自動的に自社のフォロワーにする機能もあり、企業アカウントを持っている場合企業アカウント上で何かものを売る、決済をするといった場合には導入したほうがより購買促進につながります。
※WeChat Payの詳細について
https://gloma.net/2018/06/22/wechat_pay/

公式広告の利用

公式アカウントを登録すると、テンセントが提供している公式広告の利用が可能になります。
公式広告は目的によって、様々な用途があります。例えば、フォロワーを増やしたり、自社の越境ECへ流入させたり、ブランディングをしたり・・・
種類や特徴などは以前にご紹介していますのでチェックしてみてください↓
https://gloma.net/2018/05/30/wechat_-features/

 

まとめ

企業がWeChatの公式アカウントに登録すれば、様々なことができるようになります。
今回ご紹介した基本的な機能を押さえて、中国マーケティングの参考にしてみてください。

 

グローバルマーケティング研究所のサービスに関する問い合わせはこちら

 

投稿者プロフィール

福崎 菜摘
福崎 菜摘
福崎 菜摘(ふくざき なつみ)
JC Connect株式会社 Webマーケティング/広報

1992年東京生まれ。武蔵大学経済学部を卒業後、中国人観光者の「爆買い」をきっかけに中国マーケティングに興味を持ち、FJ Solutions株式会社に入社。
大手法人営業コンサルを経て、FJ Solutionsの子会社であるJC Connect株式会社のWebマーケティングや広報として奮闘中。
趣味はお酒。