アジアで人気の高いトラベル系メディアとは?

一昔前までは旅行を計画するために各国・各地域のガイドブックや地図を書店で購入し、飛行機やホテルなどは電話で予約をする、あるいは旅行代理店におまかせをするというかたちがスタンダードでした。現在のようにインターネットがインフラとして発達したことで、いまやパソコンの前に座っているだけであらゆることを簡単に手配が可能。旅行の日程や訪問先の情報もスマートフォンに保存しておけば、重たいガイドブックや地図を持ち運ぶ必要もありません。ネット上のトラベル系メディアへのアクセスは、今後ますます増加していくでしょう。

ここでは、アジア圏において利用者を多く集めているトラベル系メディアについてご紹介していきます。

 

体験型やホームステイ 体験型のサービスを提供するサイトが上位に

 01. Airbnb

エアビーアンドビー|https://www.airbnb.com/

エアビーアンドビーは日本でもサービス・インしているユニークなトラベル系メディアです。ユーザーが自宅を宿泊先で提供するというサービスで、これまでになかったとてもイノベーティブなコンセプトを提供。眠っている自宅の部屋を有効活用することができるメリットがありますし、利用する側もホテルに比べてリーズナブルな料金で気軽に泊まることができます。検索はシンプルで、希望するレートや面積、そしてオーナーが話すことのできる言語を選択するだけ。以前宿泊したユーザーのレビューも参照することができます。

02. CouchSurfing

カウチサーフィン|https://www.couchsurfing.com/

カウチサーフィンはギフト経済(ギフト・エコノミー)の原理にもとづいて展開しているトラベル系メディアです。提供しているサービスは「ソーシャル・ネットワーキング」と「ホスピタリティ」で、つまり無償で宿泊スペースを提供したり旅行のサポートなどを行ったりするためのプラットフォームとして機能しています。やりとりにおいては料金は発生せず、あくまでも善意に基づいた運営。旅行の計画を公開することでほかのユーザーから宿泊先をオファーしてもらったり、一緒にアクティビティを楽しむメンバーを探したりでき、ミレニアル世代を中心に多くのユーザーを集めています。

03. agoda

アゴダ|https://www.agoda.com/

アゴダはホテルのレビューとブッキングだけにフォーカスしてサービス展開しているトラベル系メディアです。多くのサイトがさまざまなサービスを提供しているなかではかえって目立つ、とても潔いコンセプト。それを体現するかのようにとてもスッキリとしたデザインで、あらゆる情報がわかりやすく配置されています。レビューの内容も工夫されており、ホテルのリッチや部屋の快適性や清掃の行き届き具合、ダイニングの心地よさ、フロントをはじめとしたスタッフの振る舞いなど、実際に宿泊した際に気になるポイントをバランスよくカバーしています。

04. HOSTELWORLD

ホステル・ワールド|https://www.hostelworld.com/

ホステル・ワールドはとにかくリーズナブルに旅行をしたいという目的にぴったりのトラベル系メディアです。掲載されている宿泊施設はホステルなどを中心としており、世界中から3万6千以上を提供。価格帯や立地、食事の有無などの条件を組み合わせて検索したり、候補同士を比較したりすることが可能。ユーザーによる情報発信を積極的に行なっており、細かなレビューやポッドキャストなどのコンテンツも充実しています。バックパッカーとして世界中を旅したいという20代をメイン・ターゲットとしています。

 

旅先で役立つ情報専門 グローバルに展開するサイトもランクイン

05. Wotif

ウォット・イフ|https://www.wotif.com/

ウォット・イフはバラエティ豊かな宿泊施設のブッキング・サービスを提供しているトラベル系メディアです。一般的なシティ・ホテルやビジネス・ホテル、ラグジュアリー・ホテル、モーテルやイン、そしてバックパッカー向けのホステルやロッジなど、それぞれの利用目的に合った宿泊施設をブッキング可能。検索にあたっては立地や評価、室内の設備などを組み合わせて行います。サイトのユーザビリティにも優れており、とてもバランスの取れたトラベル系メディアのひとつです。

06. viator

バイアター|https://www.viator.com/

バイアターは知名度の高いトリップ・アドバイザーが展開するトラベル系メディアです。旅行にまつわるさまざまな情報が満載で、宿泊先や航空券の手配を終えたユーザーが利用することを想定した作りになっており、旅先で気をつけたいことや訪れるべきスポットなどのお役立ち情報を提供。トップページに置かれた検索ボックスからサーチするだけで、各種コンテンツにアクセスすることができます。ユーザー自身が体験したレビューも数多く投稿されています。

07. TripAdvisor

トリップ・アドバイザー|https://www.tripadvisor.com/

トリップ・アドバイザーは言わずと知れたグローバル展開を行なっているトラベル系メディアです。世界各国のホテルや観光地、レストランなどについての情報を数多く掲載。それぞれのアイテムについてユーザーが自分の経験や感想を投稿するかたちとなっており、読み応えがあります。レビューの際には利用シーン(ビジネスで・ひとり旅で・カップルで、等)を設定しているので、目的に応じてソートして利用可能。旅行の計画を立てる際に多くの方が一度は利用するサイトのひとつとなっています。

08. Lonely Planet

ロンリー・プラネット|https://www.lonelyplanet.com/

ロンリー・プラネットは旅行に関するさまざまなレビューを提供するトラベル系メディアです。最近増えている「ユーザー投稿型」ではなく、こちらはあくまでもプロフェッショナルによるレビューにフォーカス。プロならではの豊富な知識や経験に裏打ちされたレビューはとても読み応えがあります。大判の写真を利用したサイト・デザインも美しく機能的で、それぞれのコンテンツを魅力的に演出。普段あまり目にすることのないニッチなエリアについてのレビューを提供するなど独自性にも配慮したエディトリアルで、ほかのトラベル系メディアとは一線を画しています。

09. Frommer’s

フロマーズ|https://www.frommers.com/

フロマーズは旅行全般をカバーする情報を提供しているトラベル系メディアです。まさに世界各地の情報をピックアップしていますが、メインとなるのはアメリカ大陸とヨーロッパ。それぞれの地域の一般的なトラベル情報や訪問すべき観光エリア、ショッピングやアクティビティ、レストランやショーなどのナイトライフ関連情報など、押さえるべきポイントを不足なく掲載しています。また、旅行するユーザーのバックグラウンドへの目配せも行なっており、シニアにはうれしい情報や身障者向けの情報、LGBT関連情報なども提供。まさにバリアフリーなトラベル系メディアとなっています。

10. Rough Guides

ラフ・ガイド|https://www.roughguides.com/

ラフ・ガイドは1982年に創立したイギリスの有名な旅行ガイドブックが展開するトラベル系メディアです。ガイドブックの出版社が提供するサービスだけあって、掲載する情報の抜け目のなさやサーチ機能の便利さなどはピカイチ。トップページから各地域の情報に簡単にアクセスできます。ブッキング・ドット・コムとサービス提携しているため、ホテルの予約も簡単。サイトで一通りのトラベル情報をチェックしたあとは、同じくラフ・ガイドの出版するポケット・サイズのガイドブックを購入することも可能です。

 

このように、アジア圏で人気を集めているトラベル系メディアのなかには、ホテルや飛行機などを予約するといった従来型のサービスだけにとどまらず、ユーザー同士で情報交換したり、ギフト・エコノミー型のサービスを提供したりなど、新しいかたちの旅行を提案するユニークなサイトも含まれています。インターネットのネットワークが拡充することにより、ユーザー個人が積極的に情報発信が行えるようになったことによるもので、今後は個人と企業を結ぶだけにとどまらない、個人同士をつなぐサービスの比重が増えていくでしょう。

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投稿者プロフィール

ジェレミーラウ
ジェレミーラウ
株式会社カーツメディアワークス PR事業部ディレクター

カナダ・アルバータ大学・経済学部卒業後、香港のテレビ局に入社。
テレビコンテンツ制作のノウハウを学び、カーツメディアワークスへ海外PR/デジタルマーケティング担当ディレクターとして合流。