アジア・オセアニア地域で急増中!<br>快適でユニークなコワーキングスペース5選

インターネットの普及や様々なオフィスツールなどの発達により、人々の働き方は大きく変化してきました。今ではパソコンさえあれば、自宅やカフェで働くことはもちろん、メインオフィスを離れて旅をしながら作業をするということも可能になっています。

そして近年、仕事に必要な機能が揃った「シェアオフィス」などの共有サービスや「コワーキングスペース」も年々増加しています。特に2005年ごろからアメリカのサンフランシスコを中心に始まったコワーキングスペースは、一般企業やフリーランス、起業家など様々な分野で働く人々が垣根なく集まり、利用者同士がワークスペースを共有し、お互いにコミュニケーションを取りながら働くという新しいワーキングスタイルです。ただの作業場としてではなく、その場にいる人々との会話やふれあいの中で、相互にアイデアや情報の交換をし合う機会が生まれるとあって、日本だけではなく世界中で年々市場が拡大しています。

そこで今回は、アジアおよびオセアニア地域で人気のある、快適で独特な環境を持つコワーキングスペースを紹介していきたいと思います。

 

HuBud

Source: https://hubud.org/

印象的な水田や森林、ビーチ、サンゴ礁を求めて世界中から多くの観光客が集まることで知られるインドネシアのバリ島初のコワーキングスペースを提供する「HuBud」。手付かずの豊かな自然に囲まれた地域に溶け込むような建物は、大部分が竹や木で作られており、大自然に包まれるような環境のもとで仕事が捗るだけでなく、心のリラクゼーションにも最適です。バリ特有のゆったりとした空気の中、仕事に疲れたらオーガニック料理を食したり、目の前に広がるライスフィールドを散策したりと、自分のペースで仕事が進められます。

さらにHuBudでは、世界各地からの教育機関やメディア、投資企業の関係者が参加するカンファレンスなどのイベントを定期的に主催しており、これらを通して様々な情報を共有しています。都会の喧騒を忘れさせてくれる癒しの場所でのんびりと作業したい方にお勧めのコワーキングスペースです。

 

Hive Arena

Source:https://hivearena.com/

ソウルの住宅街に佇む「Hive Arena」は、1972年に建築された韓国家屋をそのままコワーキングスペースとして提供している施設です。木の温もりが感じられる家庭的な空間の中、屋上や個室、居間などで作業をすることができます。

Hive Arenaはの特徴は、韓国に数多く点在するシェアハウスとしての機能も備えている点で、キッチンで他の利用者と一緒に料理をしたり、ビールのサービスを利用してお酒を飲んだりしながら友好関係を築いたりすることができます。まるで韓国の家庭で異国の人たちとコミュニケーションをしているような不思議な雰囲気を提供しています。

 

The Commons

Source: https://thecommons.io/

オーストラリアのメルボルン市内にある「The Commons」は、オーストラリアでも最大級の5階建てコワーキングスペースとして知られています。1600平方メートルもの敷地を持つ同施設には、19の個室や96台もの共有デスクが用意されているほか、心地よい風が吹くテラスでの作業も可能です。

さらにThe Commonsの特徴として、建物内には撮影スタジオや中央部に設けられたガーデン、さらには録音スタジオなど充実の設備が揃っており、メディア系の人々にもおススメのコワーキングスペースです。現在メルボルンに3つ目となるコワーキングプレイスのオープン準備と、新たにオープンするシドニーではすでにメンバーシップの募集が開始されています。

 

BeacHub

Source: https://www.beachub.com/

心地よい海の香りと潮騒を聞きながら仕事をしたいという方には、タイ王国のパンガン島の海岸沿いに位置する「BeacHub」がオススメです。この施設はその名の通り、浜辺に沿って佇むコワーキングスペースで、数十歩先には美しいホワイトサンドビーチと澄んだエメラルドグリーンの海が広がっています。

穏やかなビーチを真正面に望む最高のロケーションでたっぷりと作業をした後は、絶品のオーガニック料理を食べたり、気分転換に海で楽しんだりとリラックスすることも可能です。昼にはコミュニティーランチが催され他のメンバーとの会話のきっかけを作ったり、夜になれば映画を一緒に楽しんだり、週末には周辺の島にアイランドホッピングをしたり・・・コワーキングスペースの肝ともいえるコミュニケーションを重視したイベントも盛りだくさんです。さらにBeacHubでは宿泊サービスも提供しているので、ストレスフリーな長期滞在も可能です。またBeacHubは現在、バリ島での展開も進めており、将来的には世界への進出も視野に入れています。

 

BizDojo

Source: https://www.bizdojo.com/

ニュージーランド国内でも多くの起業家やクリエイティブなスタートアップ企業が集まる、オークランドやウェリントンをはじめとした国内3都市で事業を展開している「BizDojo」は、同国内最大規模のコワーキングスペースです。会員メンバーには高速インターネットの使用やフィットネスプログラムなども提供しています。

創業者であるNick Shewring氏とJonah Merchant氏は2009年に現在のビジネスモデルをひらめきました。2人はAppleの初代マウスをデザインしたことで一躍世界的に知られるイノベーティブ企業となった「IDEO」にインスパイアされます。IDEOが新たなイノベーションを生み出す秘密・・・それは「人」でした。世界の様々な分野でイノベーションを生みだすIDEOの社員のバックグラウンドは工業デザイナーのみならず、建築、教育、医師、シェフ、経営、文化人類学、グラフィックデザイナー、コーダーとまさに多種多様。新たなイノベーションの創造には様々な人との繋がりが大切だと気付いた2人は、BizDojoを通じてニュージーランドのスタートアップコミュニティの拡大に貢献しています。

 

いかがでしょうか?今回ご紹介したもの以外にも、最新設備や独特なサービスを武器に多くのコワーキングスペースが世界中で生まれています。単なる作業スペースではなく、建築物が有効活用されていたり、インテリアにこだわって設計されているような場所が多く、快適な空間で利用者同士のコミュニケーションが図れる点がコワーキングスペースの最大の魅力です。特定の企業に属さずに個人事業主として生計を立てるフリーランサーや起業家たちが増えている背景を受けて、安価で利用でき、作業効率が良くなるコワーキングスペースの需要は今後も高くなっていくでしょう。

 

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投稿者プロフィール

宇佐美 海太
宇佐美 海太
1985年東京生まれ。ポルトガル留学後、早稲田大学国際教養学部卒業。
大手製造業の映像プロデューサーとして各種PR動画の企画・プロデュースに従事した後、「日本と海外をつなぎたい」と決意し、株式会社インフォキュービック・ジャパンに入社。現在はマーケティング部のマネジャー として、多数のクライアントの海外向けコミュニケーションデザインを通じ、お客様と世界をつなぐコミュニケーション創造に心血を注ぐ。趣味はプロレス鑑賞。