韓国で大人気の「NAVERカフェ」って何?

韓国でブログとともに広く使われているのが、「カフェ」というソーシャルネットワーキングサービス(SNS)です。今回は韓国で利用度の高い「NAVERカフェ」についてご紹介したいと思います。

NAVERカフェとは?

<参照元: NAVER>

NAVERカフェとは、NAVERで運営するサービスで2003年リリースされました。時間や場所、趣味など幅広い分野で情報交換できるサイトとして知られており、2017年1月時点で9,984,473のカフェが運営中です。
カフェ利用は無料で、参加や開設、投稿にはNAVERへの会員登録が必要です。短いテキストの他に画像や動画、位置情報などが投稿できます。

韓国初の「カフェ」サービスは、1999年Daumで開始した「Daumカフェ」です。Daumカフェは開設数1625万個、ユーザー数3400万人、掲示物54億個を記録しましたが、検索機能が乏しく、容量制限やカフェ開設可能年齢を14歳以上の会員に限定するなどの制限があり、次第にユーザー離れが進みました。現在は「NAVERカフェ」の方が利用率が高く、影響力も強いです。
NAVERカフェは強い検索機能や容量無制限に加え、開設時の年齢制限をなくすことで、小中高生を中心に多数のカフェが作られました。小中高生のユーザー数が増え、NAVER独特のブログ文化、NAVERブームなどにつながりました。カフェ内で最も利用率が高いサービスは閲覧で、その次が検索と投稿の順です。

<参照元: Rankey.com>

それでは、NAVERカフェの機能についてご紹介します。

<参照元: NAVER>

カフェの初期画面には、「検索」「自分のカフェ管理」「運営カフェ」「カフェ開設」などの関連機能が表示されます。

検索

カフェや投稿を検索したり、NAVERの統合検索で調べたりできます。

また「ジャンル別」「地域別」「加入済みカフェ」の3つに分けられており、タブを選択することで並び替えられます。さらに、「ゲーム」「マンガ・アニメ」「文化・芸術」「スポーツ・レジャー」「映画」などのカテゴリー別で表示したり、キーワードで検索することも可能です。

カフェストーリ

NAVERお勧めのカフェを紹介します。

運営カフェ

自分が開設し運営中のカフェに遷移。

自分のカフェ管理

現在運営中のカフェや加入済みカフェの表示及び管理。

カフェ開設

新規にカフェを開設できます。カフェ作りに必要な情報を入力し、新設、登録できます。

ランク

一番下の「種」から最高ランクの「木」までランク分けされており、毎月の実績に基づいて格付けされます。ランクが上がると添付容量の増加や代表カフェに選定、カフェ名検索時に上位表示されるなど様々なメリットがあります。

<参照元: http://cafe.naver.com/cafeqna/117

公開設定

カフェ開設時に「非公開」を選択すると、友人や社内などの特定のメンバーだけにアクセスを制限する「非公開カフェ」として利用することもできます。

イベント機能

カフェに参加するメンバーに対して、イベントの予定を一斉に通知する機能です。自ら開設したカフェに日時を設定することで、チャット感覚で簡単にコミュニケーションを図れます。

このように機能満載のカフェですが、最近韓国ではカフェを使って効果的にマーケティングを行っている企業が増えています。
様々な情報を共有するブログと違ってカフェは、特定のテーマに関する情報を共有する場であるため、ブランドによってどこに広告を出すべきかが決められます。また、共通の興味を持ったメンバーなのでターゲットユーザーが多く、消費者の信頼度が高いのもメリットです。
ブランドイメージに合うカフェを選び、上手く活用すれば低コストで効率よく広告効果が期待できます。
しかし、カフェを活用してマーケティングを行う際、カフェ選びなどいくつか気を付けなければならない点があります。

気を付けるべき点

企業や製品のイメージに合うカフェを選びましょう!

カフェは特定のテーマで運営されるため、自分が販売、紹介する企業や製品の特長と合致し、尚且つ活性化しているカフェを選ぶのがポイントです。広告ばかりが目立つカフェはきちんと管理されていない場合が多いので、避けた方が良いでしょう。

頻繁にコンテンツを投稿しましょう!

ターゲットに一致するカフェに加入したら積極的に投稿しましょう。一部のカフェでは一定のレベルに達するまで書き込みが制限される場合があるので要チェック!

「カフェメンバー(=潜在顧客)」は、必要な情報を求めて加入したはずなので、良質のコンテンツを継続的に掲載することで効果が得られます。

最初から自社サイトへの誘導や宣伝などマーケティング的な内容ばかりを書くと、広告と見なされ強制退会される恐れがあるので、くれぐれもご注意ください!

カフェ活性化

カフェ内で自分が活動する分野や宣伝する製品、企業などに関する質問や投稿があったら、情報やノウハウを伝えつつ紹介したい製品や企業を宣伝することもできます。追加質問にもリアルタイムで返信すると潜在顧客とコミュニケーションが簡単にとれます。

エージェンシー経由で進める時の留意点

本人が複数のカフェやIDを管理することが難しい場合、代行のエージェンシーに依頼することもありますが、宣伝性の情報ばかりを書き込むとカフェマーケティングに役立ちません。むしろカフェ側から強制退会されるか、広告による会社や製品のイメージ悪化につながってしまいます。

マーケティング実績に加え、会社や製品のイメージアップも考慮するエージェンシーを選ぶことが大事です。

まとめ

いかがでしたか。趣味や情報共有の場で人気の高いカフェサービスですが、最近は企業や製品の宣伝・広告ツールとしても広く使われていることが分かります。
韓国でウェブマーケティングを考えているなら、低コストで良質な広告ができるNAVERカフェサービスを是非ご活用ください。

 

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投稿者プロフィール

シン ギョンラン
シン ギョンラン
1994年韓国生まれ。韓国の慶北大学で日本語と経営を専攻。2014年長崎大学経済学部で一年間交換留学。学校で受けた授業をきっかけにマーケターとして活躍したいと思い、株式会社インフォキュービック・ジャパンにてインターンを経験。その後、2017年入社。現在はDigital Marketing Team Consultant として奮闘中。趣味は映画観覧。