イラストも時代はデジタル!世界のイラストレーターが愛用する<br>デジタルアート&ペイントソフトウェア

技術の進化によって、今や世界中のアーティストやイラストレーターがデジタルアートへと移行しつつあります。これは、紙に直接絵を描く「アナログ」スタイルよりも、パソコン上で描く「デジタル」スタイルの方が様々な優れた面があるからです。

アナログで絵を描くとき、絵描きの悩みの種として、「やり直しがきかない・思い描いたカラーが作れない・途中で材料が切れる」などのトラブルや、「必要な道具や彩色の素材を買い込む」といった出費が発生します。

一方でデジタルの場合、パソコンとソフトウェア、ペンタブレットなどの周辺機器を調達するだけで、ボタン一つで複数回前の編集までやり直せる、好きなカラーを選べるなど、上記で述べた悩みを全て解決してくれます。何より、作業の場を選ばないこともポイントです。

そこで今回は、イラスト・ペイント・マンガ制作を徹底的に支援し、より楽しくさせてくれる大人気のデジタルアート・ペイントソフトをご紹介いたします!

 

定番!初心者からプロまで使えるおすすめソフトウェア

CLIP STUDIO PAINT

source: https://www.clipstudio.net/en

日本国内では「クリスタ」などの愛称で人気を誇っている『CLIP STUDIO PAINT』は、漫画、イラスト、アニメからデザイン、ZINEまで、作品制作において幅広く利用できる、グラフィックソフト売上No.1の人気ソフトウェアです。

本ソフトの最大の魅力は、様々なシチュエーションにおいて利用できるブラシ素材が非常に豊富であることと、作画の下絵の参考として使える「体型や頭身を変化させて描きたいスタイルに合わせられる」3Dデッサン人形が収録されているところです。特にデッサン人形に関しては、ポーズを自由に変えられることから、イメージがしづらい極端な角度からの構図もでも完璧に描くことができます。

また、開発元のセルシス社はクリスタをリリースする前にも、『ComicStudio』および『IllustStudio』などのグラフィックソフトをリリースしており(どちらも2015年6月30日をもって販売終了)、どちらも大きなユーザー数を誇り、たくさんの人々に愛用されてきました。

 

PHOTOSHOP

source: https://www.adobe.com/sea/products/photoshop.html?promoid=QYL4P2LZ&mv=other

コンピュータのソフトウェアメーカーであるアドビシステムズ社が開発・リリースした画像加工・製作ソフトウェアの『PHOTOSHOP』は、「画像加工といえばPHOTOSHOP」、加工された写真が「フォトショした」と呼ばれるほど、世界で絶大な知名度を誇り、最も普及しているソフトです。

その機能性は1990年代初頭から現在に至るまで常に進化しており、当時の主な用途は写真修正・加工でしたが、今や性能の高い機能が充実したことによって、イラストやWebデザインの作成など、様々な用途で使用されるようになりました。

また同社は、画像クリエイターの大半が利用している本ソフトウェアに加えて、『Adobe Acrobat』や『Adobe Creative Cloud』をはじめとした、デザイン、アート、ウェブ、モバイルアプリケーション、ビデオ、放送、印刷媒体によるコンテンツの作成者向けのアプリケーション・ソフトウェアも提供しています。

Photoshopは米国出身のノール兄弟により作り出されました。兄のトーマス・ノールはPhotoshopの元となるソフトを開発、弟のジョン・ノールは2007年にアカデミー視覚効果賞を受賞したスーパーバイザーと、兄弟そろってデジタル界で活躍している有名人です。

 

無料でもここまでできる!人気のフリーソフトウェア

Krita

source: https://krita.org/en/

『Krita』は、KDE(K Desktop Environment)およびKrita財団が開発したオープンソースのペイントツールです。無料でありながらも、ペイントソフトの中では有償のものを含めてもトップレベルの高機能を誇っています。

強力なブラシ・キャンバス操作機能、高度な色管理・変形・レイヤー関係の機能を特徴とするほか、遠近法グリッド、カスタマイズ可能なドッキングパネル、描画補助線といった「絵を描くこと」に特化した機能が充実しています。最新バージョンでは、高解像度での処理の最適化やアニメーション機能も追加され、カラーマネジメント、ラップアラウンド表示といった、他アプリケーションにはない珍しい機能も備えています。

また、Kritaの開発チームの特徴として、そのユーザーフレンドリーな姿勢が挙げられます。具体的には開発チーム自らがフォーラム上でユーザーの質問に回答したり、ユーザーによる新機能の提案があった際には、開発を真剣に検討し、実際に採用・実装してくれるなど、ユーザーとの交流を図っています。

 

いかがだったでしょうか?一記事ではご紹介できないほどのデジタルアート・ペイントソフトがたくさん存在しており、描きたいものに特化したソフトも数多くあります。デジタルアートの技術はつねに進化しているので、今後リリースされるソフトウェアは、今よりもずっと使いやすく、かつ機能性が非常に充実したものになることでしょう。

 

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投稿者プロフィール

宇佐美 海太
宇佐美 海太
1985年東京生まれ。ポルトガル留学後、早稲田大学国際教養学部卒業。
大手製造業の映像プロデューサーとして各種PR動画の企画・プロデュースに従事した後、「日本と海外をつなぎたい」と決意し、株式会社インフォキュービック・ジャパンに入社。グローバルブランディングチーム プロデューサー として、多数のクライアントの海外向けコミュニケーションデザインを通じ、お客様と世界をつなぐコミュニケーション創造に心血を注ぐ。趣味はプロレス鑑賞。