香港台湾で使われている「Yahoo」は日本と全然違う件について

こんにちは。インフォキュービックジャパンのチャンです。
皆さん、検索エンジンといえば何を思い浮かべますか?
Google?Yahoo?

 「オレのボス ヤフーでググれと 無理を言う」

これ、2017年のサラリーマン川柳12選の中の一つです。面白くないですか?!ダントツで印象に残っています。これからもわかるように、日本ではグーグルとヤフーが一般的に使われていますよね。

さて、私の故郷、台湾ではどの検索エンジンが使われていると思いますか?
Baidu? Google?
答えはGoogleとYahooです。

それじゃあ、日本と同じ?

いえいえ、ここには違いがあるのです。
今回はその違いについてお話します。

日本、台湾、香港の検索エンジン

まずは日本と台湾・香港の2017年の検索エンジンシェアを見てみましょう。

【台湾、香港】
Google……84%~89%
Yahoo! (Yahoo奇摩、Yahoo雅虎香港)……9%~12%
Bing……1%

【日本】
Google……約72%
Yahoo! ……約22.68%
Bing……約4.5%
(データ参照元:Statcounter

日本、台湾、香港いずれもGoogleが8割を占めていますが、今回注目したいのは2位のYahooと3位のBingです。
台湾、香港ではYahooは検索だけでなくニュース、知恵袋などコンテンツもあるため、ポータルサイトとしてよく使われています。下記の表を見ると、2018年9月のユニークユーザー数では2位です。

⇧※OathYahoo!奇摩!

Yahoo!奇摩

台湾のYahoo!はサイト名をYahoo!奇摩(キモ)といい、2006年にYahoo!台湾が当時の最大手ポータルサイト奇摩站 (kimo.com) を買収した後”奇摩”の名前を残したのが由来です。香港Yahoo!のサイト名はYahoo!雅虎香港です。

【Yahoo!奇摩(Yahoo kimo)のトップページ】

 

【Yahoo!雅虎香港(Yahoo hong kong) のトップページ】

Yahoo!奇摩、Yahoo!雅虎香港、どちらのトップページも紫色がメインのテイストでYahoo!Japanとは少し雰囲気が違いますね。

さて、ここからが本題です。

台湾、香港のYahooがYahoo!Japanと大きく違う点

台湾、香港のYahooがYahoo!Japanと大きく違う点。それは、Yahooの検索エンジンがBingということです。
Yahoo! Japanの検索エンジンはGoogleです。
※2009年に米Microsoftと米Yahoo!が提携し、それにより米Yahoo!の検索エンジンはMicrosoftのBingになりました。その際、台湾、香港のYahoo!も米国と同じくアルゴリズムサイト検索をBingに切り替えたのです。

Bingについて

Bingって日本ではあまりなじみがないですよね?

でも、上記のNetwork marketing shareを見るとほぼ全世界をカバー、そしてGoogle同様、多言語に対応しているのです。ちなみにアメリカではGoogle80%、Bing20%と高いシェアを持っています。

さて、ここまでで、台湾、香港ではGoogleだけではなくてYahoo、Bingも利用されているということがお分かりいただけたでしょうか?台湾、香港向けにリスティング広告を出すならGoogleだけでなくBing(Yahoo)も外せないということが言えます。

Yahoo 及びBingへの広告掲載方法

基本的にはGoogle Adsとほぼ同じ仕様で、キャンペーン、広告グループ、キーワード、広告文、表示オプションなど、Google Adsの仕様がわかれば使いこなせるでしょう。

ただ、残念なことにYahoo(Bing)は日本語に対応していないので英語での操作となります。

⇧Bing Adsの管理画面

 

そしてこのBing Adsで広告を出稿すれば、台湾、香港のYahooの検索画面でもその広告が表示されます。YahooがBingの検索エンジンを使用しているからですね。

BingとYahoo!奇摩の検索結果はこのように表示されます。

⇧Yahooの検索結果

 

⇧Bingの検索結果

 

同じ管理画面でYahooとBingそれぞれに広告配信できるのは結構便利ですよね!

 

まとめ

香港台湾のYahooについてお分かりいただけましたでしょうか?日本からでもアクセスできますので、実際にアクセスしてみるのが一番理解が深まる方法かと思います。ぜひ使ってみてください!

 

グローバルマーケティング研究所のサービスに関する問い合わせはこちら

投稿者プロフィール

チャン チュンハン
チャン チュンハン
1982年台湾生まれ。大学で環境工学を専攻。台湾の日系企業でエンジンニアとして働きながら、日本語を習得。2014年に日本に移住し、その後インフォキュービック・ジャパン入社。中国語、英語、日本語を駆使しトライリンガルデジタルマーケターとして奮闘中。趣味は映画鑑賞とバスケットボール観戦。