韓国検索エンジンDaumとは?!【前編】

今回は韓国のポータルサイト「Daum」についてご紹介します。日本ではあまり馴染みのない「Daum」ですが、韓国ではNAVERと共に誰もが知っている検索エンジンの一つです。詳しい内容については前回の記事(「韓国のウェブ事情」)で取り上げているので、ご興味のある方はそちらの記事も是非ご覧ください。韓国検索エンジンについてはこちら

Daumとは?

<参照元: kakao>

韓国のポータルサイトの一つで、シェアはNAVERに次ぐ3位(2019年現在)です。1997年韓国初の無料ウェブメールである「ハンメール(hanmail)」サービスを開始。これを機にオンラインコミュニケーションツールが従来のパソコン通信からインターネットへ急速に移行しました。2000年に「検索」サービスを開始し、オンラインコミュニティサービスの「カフェ」やニュースサービスの「ニュース」などを次々にリリースし、インターネットポータル企業として成長しました。

当初の運営会社であるDaumコミュニケーションは、2014年10月㈱カカオと合併し㈱Daumカカオを発足させ、2015年10月には社名を㈱カカオに変更し、今に至っています。ちなみに「㈱カカオ」は韓国でNo.1のスマホメッセンジャーアプリ「カカオトーク」の運営会社です。

<画像参照元:https://news.naver.com/main/read.nhn?oid=096&aid=0000310238

それではDaumの各サービスについてご紹介しましょう。

Daumメール(旧:「ハンメール(hanmail)」)

Daumの無料ウェブメールサービスです。1997年5月に韓国初の無料ウェブメールサービスをスタートし、一世を風靡しました。3,800万余りの会員が加入しています。
2000年代初頭はシェア率が70%に達し、当時「ウェブメール=ハンメール」と言われるほど高い人気を誇りました。「ハンメール(hanmail)」という名前は「韓国を代表するeメール」という意味で、2011年5月からはブランド統一の一環として「Daumメール」で運営しています。

検索

2000年に検索サービスを開始し、カフェ、ニュース、動画検索を中心に韓国検索市場に進出しました。2003年3月にGoogle(ウェブドキュメント検索)と提携を結び、検索機能を強化しました(2009年5月に契約は終了)が、現在は独自のウェブ検索結果を表示しています。

※最近はカカオトークと連携し、トーク内の「#検索」機能に検索結果が表示されます。カカオトーク韓国で95%のシェア率を誇る正に国民的スマホメッセンジャーアプリです。
「#検索機能」とはトーク中に調べ物をしたい時にトークルールのテキスト入力欄の横にある「#」を押して言葉を入力すると、「Daum」の検索結果が表示され、検索結果をトークルームに共有することもできる便利な機能です。Daumに広告をお考えの方にはカカオトークユーザーにも広告を見てもらえる魅力的な機能です。

<参照元: kakao>
※「カカオトーク」の詳細は前回の記事をご参照

Daumブログ

Daumで運営しているサービス型ブログです。既にTistoryを買収しサービス型ブログとして運営していますが、Daum独自のサービスブログも運営しています。しかし、韓国では「ブログ=NAVERブログ」という認識があり、実際のシェア率も低いです。

<参照元: kakao>

カフェ

1999年から開始したオンラインコミュニティサービス。開設数1625万個、加入者数3400万、掲示物54億個を記録しています。自社のハンメール(hanmail)サービスと合わせて韓国で「カフェといえばDaum」と言われるほど絶大な人気を誇りましたが、貧弱な機能や「知識iN」で人気を高めていたNAVERカフェの登場により次第にユーザー離れが進みます。

<参照元: kakao>

いかがでしたか。次回はDaumカフェの現在とNAVERカフェとの比較、Daumカカオ広告についてご紹介します。

 

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投稿者プロフィール

シン ギョンラン
シン ギョンラン
1994年韓国生まれ。韓国の慶北大学で日本語と経営を専攻。2014年長崎大学経済学部で一年間交換留学。学校で受けた授業をきっかけにマーケターとして活躍したいと思い、株式会社インフォキュービック・ジャパンにてインターンを経験。その後、2017年入社。現在はDigital Marketing Team Consultant として奮闘中。趣味は映画観覧。