タイで広告を出稿するならどの媒体が良い?

タイのインターネット事情

皆さん、“10 years challenge”をご存知ですか?
10年前と現在を比較する、というものです。ハリウッドスターが10年前と変わらない写真をSNSに投稿したりして話題になりました。今年になりタイでも“10 year challenge”が流行りました。

さて、この10年間でタイのインターネット事情はどのように変化したのでしょう。
まず、タイの人口は6,300万人から6,600万人と300万人増えました。
それに対し、インターネットユーザーは1,610万人から4,520万人とおよそ3,000万人増えました。インターネットユーザーの増加率は人口の増加率と比べると高いことがわかります。
ソーシャルメディアにも変化があり10年前はHi5が人気でした。(Hi5は日本ではほとんど知られていないと思いますが、タイではよく使われていたSNSです。私は懐かしと思いました)

それが現在はFacebook、Instagram、Twitterなどに変わりました。
そしてここ5年ぐらいでECサイトが徐々に増えています。

 

タイのeコマースの可能性

タイのeコマース市場は年々大きくなっています。eコマース市場全体では11兆円、割合としてはB2B 5割、B2C 3割、B2G 2割です。2017年と比較し、2018年の成長率はB2Bで13.55%(企業がオンラインチャンネルを増やしたい)、B2Cで14.04%(オンラインでモノを売る人が増えきた)、B2Gで15.50%です。

eコマースが身近になった理由の一つとして決済時の手数料が無料になったということが挙げられます。
昨年の春、タイ大手銀行がモバイルアプリを使うことで決済時の手数料を無料としたことをきっかけに、他の金融会社も競争するように手数料無料化をすすめました。また、クレジットカード会社も様々なプロモーションを実施するようになり、消費者にとって大変便利になりました。

このようにタイのeコマース市場はまだまだ右肩上がりになると予測されます。
では、ここで顧客を得たい企業はどの媒体に広告を出稿すれば良いのでしょうか?

 

タイでの広告出稿

現状、タイの中小企業(Small and Medium Enterprise:SMEs)がどの媒体で広告を出稿しているかというと、一番多いのはFacebookで、約94%と断トツの数字です。その他にLine 3.09%、Google 1.48%、YouTube 1.34%、Instagram 0.15%となります。

広告費が限られている小さい企業はFacebookを中心に広告を出稿しています。なぜならタイで一番人気があるのがFacebookで、およそ5,200万人(人口の約80%)が利用しているからです。また、タイでは、Facebookを通して個人的に売ったり買ったりすることも簡単にでき、非常に便利なツールとして浸透しています。

一方、広告費にある程度の予算がかけられる大企業の場合はどうでしょうか。Facebook以外にもGoogle、Line、YouTube、Instagramなどにも広告を出稿します。その中でどの広告の効果が高いのかを示したのが下の図です。

*効果とはROI(Return on Investment)と売り上げが多い順。(ROIとはreturn on investmentの略で、投資した資本に対して得られた利益のことを指します)

この図から一番効果が高いのはFacebook、次にGoogle Ads(Google&Youtube)となります。この2つはそれぞれ30%を占めており、あまり差がありません。次いでLINEが14.29%です。

このことから、タイではFacebookに広告を出稿するのが一番効率が良いといえます。少ない広告費でも効果が見込めるでしょう。

 

まとめ

タイのインターネット事情もこの10年で大きく変化し、今や顧客を得るためにオンライン広告は外せません。その中で今の段階ではタイ人の約8割が使用しているFacebookに広告を出稿するのが一番有効であるということを今回はお伝えしました。

タイ向けの広告をお考えでしたらまずはFacebookを試してみてはいかがでしょうか。

参照:https://www.etda.or.th/content/etda-เผย-อีคอมเมิร์ซ-ไทย-โตต่อเนื่อง-2561-3-2-ล้านล้านบาท.html

 

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投稿者プロフィール

アブドゥンロマン 紗利奈
アブドゥンロマン 紗利奈
株株式会社インフォキュービック・ジャパン Digital Marketing Team Consultant。タイと日本のハーフ。タイで育ち現地のプリンスオフソンクラー大学(Prince of Songkla University)で経営学部会計学科を学び、卒業後はタイの日系企業に就職。来日後、インフォキュービック・ジャパンに入社。趣味は園芸。​