SNSでも多言語対応ができてないと時代遅れ?SNSで世界を制覇するなら抑えるべき14のコツ

こんにちは。インフォキュービック・ジャパンの山田です。

日本のみならず、世界的にもグローバル化が進んでおり、企業・地方自治体・個人でも、多言語サービスへのニーズが高まっているのは言うまでもないですね。ロボットやAIの活躍と共に、多言語機能を持つツールや商品が増えています。

このトレンドの流れに乗って、SNSも多言語化していかないと時代遅れになってしまいます。

そこで、今回は「SNSで世界を制覇するなら抑えるべき14のコツ」をご紹介します。

世界的に使われているSNSの統計データ

まずは、 世界的にも多くのユーザー数を誇るSNSの統計データをちらっとご紹介します。

Facebook

50%のFacebookユーザーが英語以外の言語を使用
Facebookで最も多く使われている言語が英語、スペイン語、ポルトガル語、インドネシア語、フランス語
・Facebook上では60憶以上の翻訳作業が行われている
計4,504言語が自動翻訳機能に使われている

Twitter

・Twitterは40言語応可能
・Twitterのアクティブユーザー数3.3億人いるうちのたった6,900万人がアメリカ在住。約80%のユーザーがアメリカ国外にいるという計算になる。

LinkedIn

・LinkedInは23言語対応可能

Instagram

・Instagramは36言語対応可能
・2017年には、右から左に読む言語、アラブ語、ペルシャ語、ヘブライ語が追加された

Pinterest

・Pinterestは31の言語対応可能

YouTube

・YouTubeは91か国の現地語を含め、80言語対応可能
・翻訳されたメタデータ、タイトル、説明文は動画の更なるリーチ数の増加につながる

多言語でもSNSをうまく活用するための14のコツ

上記の統計データの通り、媒体だけでも多言語対応しているのに、私たちが発信している言語が多言語化されていないともったいないですよね。もっともっと世界の人々に発信できるようになるには、私たちも工夫をしなければいけません。それでは、いよいよ「SNSで世界を制覇するための14のコツ」を一気にご紹介します。

オーディエンスのデモグラ情報を知っておくべき

当たり前ですが、訴求したいオーディエンスの言語は知っておくべきです。上記、各SNSの統計データなどを駆使すれば十分な情報が得られるはずです。
また、Facebookでは、国や業界をまたがって競合分析ができるツールCross Border Insight Finderがありますので、是非試してみてください。

翻訳機能に頼らない

GoogleやMicrosoft、AmazonなどのIT系大企業では飛躍的な翻訳機能が開発されていますが、人間が作る文章やコンテンツのレベルにはまだまだ勝ち目はありません。
失敗事例としては、Amazonの翻訳機能のアルゴリズムの不具合によりヒンディー語のウェブサイトが完全に理解不能なものに。また、世界でも有名な中華系銀行HSBCでは、翻訳機能を使ったが故に、肝心なスローガンの誤訳が原因で1000万ドルの損失を被ることに。翻訳機能は素晴らしい発明ですが、決して100%頼ってはいけないということが今回の事例で学べることですね。

一流の翻訳家に任せるべき

翻訳機能に頼らずしても、翻訳家の質も十分に確保すべきです。誤訳の損失と同じく、低品質な翻訳をコンテンツとして出すのは、ユーザーに対しても失礼です。なので、納品物は必ず現地語を話す方に、もう一回ダブルチェックしてもらうことを怠らずに。

「新語」「造語」生成には要注意

新商品の発売や新規のキャンペーンがスタートすると、ユーザーの心に刺さりそうなキャッチコピーを作ったり、商品やサービス名などを開発したりする場面もあるかと思いますが、その商品やサービスを海外に展開させるときは要注意です。無意識に現地では無礼に当たる言葉や悪い表現を使っているかもしれません。こちらも、ちゃんと下調べした上でアイデア出しをしましょう。

コンテンツは必ずローカライズ

Facebookが実施した調査では、米国企業がヒスパニック系に向けて訴求するキャッチコピーがあまりにも直訳すぎるという意見が多数あったとの報告がありました。最近話題を集めて世界的にもヒットするコンテンツを提供するオンラインメディア、Buzzfeedはこのニーズを十分に把握していたが故に、世界各国でも爆発的な人気を誇っています。

ビジュアルは命

ビジュアルの質を高めること自体は言うまでもありません。それ以上に、発信先や訴求先の国の文化的背景を理解することが大事です。イスラム教が多い国では、今でも「飲酒」「キスシーン」「露出」をタブーとしていることが多いです。また、OKサインひとつでも表現の仕方が様々です。ビジュアルの質のみならず、文化的に何がタブーなのかなどの情報をある程度調査し、考慮しながらコンテンツ制作や企画に挑みましょう。

SNS上のツールや機能を活用する

多言語に展開しやすいようにSNS上では翻訳機能に代わるツールや機能を備えています。ターゲティングも言語で設定することが可能なので、どんどん活用しましょう。

アカウントを言語ごとに複数作る

NBAのFacebookのファンページが、英語スペイン語で開設されているように、言語ごとにページやアカウントを複数作ることもおすすめです。大きな企業では、言語や国、エリアごとにFacebookページを作っていることが多いです。

対応言語に合わせてダブル投稿

<参照先:https://www.instagram.com/justinpjtrudeau>

カナダのように、公用語が英語とフランス語の地域では2つの言語を使った投稿が多いです。このように同じ内容の投稿でもコンテンツの言語を複数用意することでバイリンガルスピーカーのユーザーにもアプローチしやすいですね。

ひとつの投稿に複数の言語を入れる

<参照先:https://www.instagram.com/montreal>

この手法は、ビジュアルを重視したもの、情報提供型のコンテンツに多く使われています。事例に挙がっている、Tourisme Montrealの投稿はスラッシュ(/)を使って、英語とフランス語のキャプションの2言語で投稿しています。

バイリンガル対応のユーザーに向けて複数の言語を活用

Facebookで行われた調査では、スペイン語と英語をミックスしたスパングリッシュなど、アメリカで比較的使われていることが多いのですが、そのような工夫を凝らしたコンテンツやキャッチコピーはよりターゲットユーザーの心をつかみやすいという結果も出ています。ただ、これはかなり上級者向けになりますので、運用チーム内にバイリンガル対応可能なネイティブスピーカーがいた場合は、是非挑戦してみてください。

現地語活用でブランド力を向上

言語をうまく活用すれば、ブランド力向上につながります。商品やサービスの親和性などを考え、かっこよく、心に刺さるキャッチコピーを作ることも可能です。

言語がユーザーエクスペリエンスの弊害にならないこと

海外発のオンラインショッピングサイトでもよくあることですが、たまに翻訳されていない語句などがあるとユーザーは警戒心を抱いてしまい、購入にまで至らないというとても残念なことが多々あります。コンバージョンポイントに近くなれば、近くなるほど、ターゲットユーザーにとって親しみやすい言語や表現を使えばより丁寧でしょう。

時差を意識する

新しいマーケットに向けてコンテンツを発信する場合は投稿時間に注意しましょう。
例えば、Instagramの場合は平日の午後12時から午後1時の間。Facebookは月曜日、水曜日、木曜日と金曜日の午後12時から3時の間。週末の場合は午後12時から午後1時の間。Twitterは平日の午後3時。LinkedInは更に細かく、月曜日から木曜日の7:45AM、10:45AM、12:45PM、5:45PMが一番ベストな投稿時間といわれています。

 

まとめ

いかがでしたか?冒頭でもお伝えしましたが、多言語に対応できないSNSアカウントは時代遅れです。日本語、英語、中国語、スペイン語に対応しているウェブサイトが多いのと同じく、今後はSNSでも3~4言語対応可能がスタンダードになりつつありますね! 是非、上記のコツを使いこなして、SNSで世界制覇を目指しましょう!

 

参照:https://blog.hootsuite.com/multilingual-social-media-presence/

 

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投稿者プロフィール

山田 江里奈
山田 江里奈
株式会社インフォキュービック・ジャパン Social Media Marketing Team Planner
1993年フィリピン生まれ。幼少期の4年間はフィリピンで過ごし、異文化理解や多言語学習に興味を持つ。上智大学国際教養学部国際教養学科入学後、プライベートでの旅行、ボランティア活動、学生団体を通してアジア、ヨーロッパ、米国、南米を渡航。2017年7月インフォキュービックジャパン入社。トライリンガル(日本語・英語・タガログ語)。趣味は旅行、ヒールダンス