世界のデジタルマーケティングトレンド【2019年版】

世界では日々新たな技術が研究・開発され、人々の暮らしを支えるテクノロジーはスマートになってきました。マーケティングにおいても、デジタル化によって顧客層に対してより確実にアプローチ・アピールすることが可能になっています。

そんなデジタルマーケティングも毎年のようにトレンドが変化し、最新の技術が登場するたびに新たなトレンドを生み出しています。そのため、今までのマーケティングに縛られず、常に最新のトレンドを把握し「人々の目線の先にあるもの」に照準を合わせることが必要と言えます。

そこで今回は、世界のデジタル広告の最新トレンドをご紹介していきたいと思います。

 

アーティフィシャルインテリジェンス

アーティフィシャルインテリジェンス(人口知能:以下AI)は、まるで人のように振る舞い、人に代わって色々なことをこなしてくれるなど、SF映画にでてくる夢のような存在でした。しかし技術の急速な進化によって、今やAIは単純な作業を人間に代わって処理できるなど、「フィクションからノンフィクション」へと変わり始めています。

ビジネスにおいては、消費者の挙動や検索パターンを分析したり、ソーシャルメディアのプラットフォームやブログからのデータを活用したりして、顧客が自社の製品およびサービスを如何にして見つけているかを教えてくれます。

AIのマーケティング領域への活用は、顧客分析やペルソナ作成が自動化、高度化していき、キャンペーンの実施や終了のタイミングの判断に至るまでを、機械が行えるようになることが予想されます。

 

チャットボット

チャットボット(人工無脳)は「 ユーザーと企業をつなぐ」コミュニケーションプログラムであり、特にオンラインカスタマーサービス(以下CS)の一部として導入されているケースが目立ちます。

チャットボットは人同士のような複雑なやり取りまではできないものの、ユーザーからよく寄せられる「テンプレートで返答可能な」一般の問い合わせや質問であればCSに代わって応答できるため、オペレーターのタスクや負担を大いに軽減してくれます。

今はまだ単純な問い合わせへの対応に限られていますが、今後の技術の進歩によっては完全な無人対応が可能になることが期待されています。

 

スマートスピーカー

AIスピーカーとも呼ばれるスマートスピーカーは、対話型の音声操作に対応したAIアシスタントが利用できるガジェットです。スピーカーに任意の音声を入力することで、検索エンジンを使った調べ物、ニュースの読み上げ、音楽などの再生、家電製品の操作など、幅広いシチュエーションでAIがアシスタントしてくれます。

また最近では携帯電話にもSiriといったAIアシスタントが搭載されるようになり、画面をタッチしたり、キーボードを打つよりも、迅速に操作を行うことができるなどのメリットがあります。

 

インフルエンサーマーケティング

Webマーケティングなどの分野でも最近使われている「インフルエンサーマーケティング」は、タレントやモデルなどの芸能人、スポーツ選手をはじめ、たくさんのフォロワーを持つ有名なSNSユーザーなどをインフルエンサー(影響を与える人物)として起用し、その影響力を通じて企業の商品・サービスの広告宣伝を行うものです。

インフルエンサーが提携先の製品やサービスを利用している様子を動画などで伝えることで、視聴者の商品やブランドに対する認知および購買意欲を効果的に向上させることができます。インフルエンサーの起用は、今や多くの企業がデジタルマーケティングの施策として取り入れる手法です。

 

LIVE映像

マーケティングや広告において、動画は以前から重要な役割を果たしてきました。しかし最近は、編集した動画を投稿するよりも、リアルタイム(LIVE映像)で動画配信を流すことがトレンド化してきました。

LIVE配信では映像の撮影や編集といった作業が不要になることから時間がかからない上、リアルタイムで視聴者とコミュニケーションが取れるため、ユーザーとのエンゲージメントを高めることにも繋がります。

YouTubeやインスタグラムをはじめとする主要SNSは、こぞって生放送向けのライブ配信機能の実装を発表し、様々な企業やユーザーがマーケティングの施策として活用しています。

 

ソーシャルメッセージングアプリ

パソコンとスマートフォンの普及により、人々は国境を越えて簡単に他者とのコミュニケーションがとれるようになりました。デジタルマーケティングは、スマホ時代の顧客と強くつながる施策と言っても過言ではないでしょう。そしてそれを可能にしているのがソーシャルメッセージングアプリです。

これらはSMSのように料金を取られないほか、最近では無料通話サービス機能が付いたアプリも普及していることから、Wi-Fi環境さえ整っていれば、パケット料金やデータ制限を気にせずに誰とでも無料で連絡し合えるのがメリットです。

フェイスブックやYouTube、WhatsAppをはじめとしたSNSサービスには、世界中で数十億ものアクティブユーザーが存在しており、広告宣伝を行う場として最適です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?テクノロジーの発展に伴い、タスクの自動化やAIプログラムの幅広い起用、ソーシャルメディア上での広告宣伝など、ユーザーの行動に合わせて配信する内容を選定し、よりターゲットにあった宣伝やPRを行う手法が求められる時代です。デジタルマーケティングが今後どのようなものへと進化していくのか、その変化に常に敏感になっていることが大切です。

 

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投稿者プロフィール

鈴木 直貴
鈴木 直貴
株式会社インフォキュービック・ジャパン Digital Marketing Team Manager
1988年生まれ。中学高校生時代に将棋で全国大会16強に進出。東京理科大学理学部物理学科卒業後、日立グループで官公庁のシステム開発に携わる。グローバル社会での生き残りをかけて、株式会社インフォキュービックジャパンに入社。BtoB,BtoC問わず、大企業の海外向けWEBマーケティング業務を遂行。現在はDigital Marketing Team Managerとして多くの企業様の海外販促を支援している。趣味はボイストレーニング。