アメリカで人気の家計簿&資産運用アプリ3選

貯蓄は生きていく上で非常に重要なもの。しかし、普段の生活の中で、意識をして管理や運用をしていかなければ、なかなか思うように貯まっていかないものです。将来を見越してお金を貯蓄していくためにも、家計簿を使った収入・出費の管理の重要性は万国共通です。

ただ、毎日の買い物で受け取ったレシートの山を見つつ金額などを書きとめ、計算機で黙々と算出するのは、時間も手間も掛かり、何より効率がよくありません。最終的には”面倒だから”と記録を怠って、肝心な時にはお金が足りない、なんてことにもなり兼ねません。

しかし昨今は、スマートフォンの普及やアプリケーションの発達により、このような面倒な作業を素早く簡単こなせる「家計簿アプリ」や、将来に向けた「資産運用アプリ」が、世界中の人々の注目を集めています。

そこで今回は、数あるアプリの中でも、特にアメリカ合衆国で多くの人に利用されている家計簿アプリ・資産運用アプリをご紹介していきたいと思います。

 

初心者でも気軽に貯蓄! ~無料アプリ編~

Mint

Image source: https://www.mint.com/

1500万人を超えるユーザー数を誇るアメリカ発の「Mint」は、ウェブと連携することで個人の金融資産の一括管理が可能になる無料家計簿アプリです。アカウントを作成して管理したい各種の口座を登録するだけで、アクセス毎に各口座の最新の残高、取引明細が確認できるようになります。本サービスはパソコンおよび携帯アプリの両方から利用が可能です。

アメリカでは銀行のセービング口座にチェック口座、投資口座、リタイアメント口座、終身保険口座、クレジットカード口座など、用途に合わせて数種類の銀行口座を所持しているのが一般的で、これらを一つ一つ管理するのは時間も労力も必要になります。しかし本アプリを使えば、様々な種類の口座情報を一括モニターできるだけでなく、クレジットカードによる決済も自動的にカテゴライズして家計簿にしてくれます。請求書の支払いもボタン一つで完了します。また、予め設定した予算を超過したり、過去の決済パターンにない大きな支出があった際、さらには料金変更や滞納金が発生した場合には、アプリからユーザーにアラートが送られます。

さらにMintでは、アメリカでは大変重要な「クレジットスコア」のモニタリングができます。アメリカでは個人の信用度を統計で表したクレジットスコアは「信用偏差値」として評価され、一人ひとりが保有しています。このスコアは金融の世界はもちろん、就職や入居審査の際の基準ともなるものです。Mintは月ごとにアップデートされたクレジットスコアやスコアの決め手となる6つのファクターそれぞれのグレードも分かりやすく表示してくれます。

そしてもちろん、初心者にも非常に使いやすい魅力的なUIデザインも人気の理由の一つです。Mintは、タブごとの情報量を最小限に抑えるなど、ユーザーインターフェースを簡潔にすることに注力し、アプリのサービス開始から10年以上に渡り不動の人気を誇っています。

Clarity Money

Image source: https://claritymoney.com/

2016年にニューヨークで創業され、オンライン銀行のMarcus by Goldman Sachsが所有する「Clarity Money」は、ユーザーの銀行口座情報を連携させることにより、残高・収支履歴を確認することが可能になる個人向け資産管理サービスアプリです。

目標貯金額を設定した後は、機械学習を用いて過去の購買履歴を解析し、最も出費を削減できそうな項目を提示してくれます。例えば、利用中のサブスクリプションを自動解析して一覧表示してくれたり、携帯プランなどの削減可能なオプションの提案の他、契約したきり利用していない不要なオンデマンドサービスの契約などの利用停止をワンタッチで行うことができます。

さらに本アプリは銀行口座やクレジットカードとリンクされていることから、AIが使用状況に基づいてユーザーの収入および支出に合わせて資産運用のアドバイスをしてくれるなど、小さな会計士が付いているような気分になれます。また、ユーザーの銀行口座から預金口座に対して定期的に自動入金してくれる機能など、サポート機能も充実しています。

このような充実の機能を基本的に無料で使用でき、AppleおよびAndroidの端末と互換性があるという利便性から話題となったClarity Money。サービス配信からわずか8ヶ月で50万人を超えるユーザーを獲得し、2017年の時点で100億ドル(約1兆円)の取引の解析を行い、1ユーザー当たり平均300ドル(約3.3万円)の余分な出費の削減に成功しています。

 

資産運用アプリの大本命!

Personal Capital

Image source: https://www.personalcapital.com/

「Personal Capital」は、無料の家計簿ツールと有料の資産管理サービスを提供している家計簿アプリで、個人資産のトラッキングやポートフォリオパフォーマンスの管理のために、さまざまな金融口座にリンクすることができます。この記事で既にご紹介しているMintと比べると、ポートフォリオ分析などの機能が備わっており、積極的に資産運用をする人に最適なアプリと言えるでしょう。

また、トラッキング対象の口座をネットで連携させることで、所得、支出や投資の概要を一箇所で把握できるほか、日々の残高や決済の状況をつぶさに追ってくれます。本アプリはアメリカ国内にあるほぼ全ての主要銀行やクレジットカード会社に対応しています。

もちろん、不動産や車などの資産もマニュアル設定でき、ネット連携した口座からの情報をもとに純資産やキャッシュフロー、ポートフォリオバランス&アロケーションをトラッキングして見やすくグラフ化してくれる優れものです。

さらにPersonal Capitalには、リンクした口座の日々の出金記録と現在の支出パターンをベースに、老後の推定必要年収を都度割り出して、現在の資産高から今後の予想貯蓄ペースを表示する優秀な「リタイアメント・プランナー」に加えて、投資の運用コストを正しく把握し、それが適正な範囲内であるかを判断してくれる「401(k)Fee Analyzer」などの他の家計簿アプリにはない機能もあります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?一昔前の手作業で収支の記録をしていた時代からは考えられないような便利なサービスが、今では当たり前のように利用できます。今回はアメリカで人気のサービスに焦点を当てましたが、自分自身のお金の流れ、つまりキャッシュフローを知ることで、数年・数十年先の安定した資金作りをサポートしてくれる家計簿・資産運用アプリは心強いパートナーになってくれるでしょう。

 

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投稿者プロフィール

矢崎 章裕
矢崎 章裕
株式会社インフォキュービック・ジャパン Social Media Marketing Team Manager
長野県生まれ。同志社大学卒業。大学在学中カナダへ留学しグローバルビジネスについて学んだのをきっかけに「グローバル視点での仕事に携わりたい」と思い、株式会社インフォキュービック・ジャパンに入社。Digital Marketing Teamにて、中小企業から大企業における、国内&国外のクライアントのプロモーションを担当。現在はSocial Media Teamにてサービス立ち上げおよび海外メディア開拓に従事する。趣味は、散歩。