アプリ広告の世界最新トレンド「プレイアブル広告」を<br>成功に導くポイントとは

生活の一部として欠かせない存在となっている携帯端末。世界各地で携帯端末が幅広く浸透してきた今、モバイルユーザーはサービスを売り込める絶好の顧客層として注目されています。その為、モバイルユーザーを対象に、多くの企業が自社の製品・サービスをモバイル広告経由で宣伝するようになりました。

グロマ!でも最近の記事にて(→詳しくはこちらから)、適切な広告を使うことで効率よく顧客を獲得できる各種モバイル広告のフォーマットやその特徴をご紹介しました。今回はその中でもひと際注目を浴びており、アプリ広告の最新広告トレンドとなっている「プレイアブル広告」にスポットライトを当てていきます。

 

プレイアブル広告とは?

「プレイアブル広告」は文字通り「遊べる」ことが一番の特徴となっている広告であり、主にモバイルゲームの広告としてよく使われています。

従来の「単にゲームの画像や動画を見せる」広告ではなく、ゲームの一部を実際にプレイして体験できるインタラクティブな広告であるため、ゲームの面白さなどをダイレクトに伝えることができます。またこの広告は、シンプルさが自慢の「ハイパーカジュアル」ゲームとは特に相性が良い広告フォーマットです。

プレイアブル広告を利用した結果、『クリックスルー率が7倍も増えた!』『ユーザーの継続率が2倍になった!』といった事例もあります。

 

プレイアブル広告で成功するためのベストプラクティス 

モバイルゲームの宣伝にはプレイアブル広告が最適であることは既にご説明しましたが、十分に計画を練らないまま広告を作成した場合、成果が出ずに失敗してしまう可能性もあります。せっかく時間と労力を費やして制作する広告を失敗させないためにも、まずはプレイアブル広告におけるベストプラクティスを参考にしていただくことをオススメします。

理想的な広告構成を心掛ける

プレイアブル広告を作る上で考慮すべきポイントは、ユーザーのプレイ意欲を刺激する以下の3点と言われています:

  • 誘導動画
  • コールトゥアクション(行動喚起)
  • 指示的要素

誘導動画 – TwitterやFacebookといったSNSのニュースフィード上で表示される動画を指しており、クリック/タップすることでプレイ画面に移動できます。この動画はモバイルゲームのプレビューとしても機能しているので、粗末な誘導動画はかえってクリックされず、無視されてしまう恐れがあります。

コールトゥアクション(行動喚起) – 誘導動画がいかに優れていても、ゲームを実際に試してもらえないのでは意味がありません。一部の調査では、再生可能な広告内に「今すぐプレイ!」といった明確な行動喚起があるか無いかでクリック数に差が出たという結果も発表されています。また、ありきたりな「ゲームを遊ぶ」というワードよりも「次のレベルに進む」といったワードなどの方が効果的であるなど、単語の組み合わせも重要な要素になっています。

指示的要素 – ゲームをプレイしてもらう上で大事な要素である遊び方ですが、テキストによる指示ではなく、矢印などのビジュアルを使うことで、より直感的に遊び方を理解してもらえます。指示的要素の有無は、アプリのダウンロード数に大きな影響を与えると言われるほどです。

「ゲームの長さ」ではなく「アクション」に重点を置く

企業の中には、アプリを確実にダウンロードしてもらおうと、広告内のゲームを長めに設定して遊ばせようとする企業もありますが、重要なのは長さではなく、むしろアクションです。

プレイアブル広告はあくまでも”ゲームが遊べる動画広告”であるので、長々とプレイさせてユーザーの貴重な時間を奪ってしまわないよう、操作アクションは少なめにして、ゲームの紹介と体験のバランスを取ることがオススメです。ある調査では、操作はツーステップ以下が丁度いいとの結論が出ています。

また、ゲームの難易度についても、ユーザーが興味を失わないように、簡単過ぎないが難し過ぎないレベルに設定するなど、幅広い年齢層を視野にいれて考慮する必要があります。

広告経由で参加したユーザー=広告費の高回収率に繋がる

プレイアブル広告を体験したユーザーは、対象アプリのゲーム内容を事前に理解していることから、ゲームをインストールする意欲が飛躍的に向上すると言われています。

一部の企業が行ったARPPU(課金ユーザー一人あたりの平均課金額)の調査結果では、プレイアブル広告を活用した場合と他の広告フォーマットを使用した際の収入を比べると、最大で33%もの差があったことが明らかになっています。また効率化を繰り返すたびにROAS(広告費の高回収率)が25-30%も増加したという結果も発表されています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?プレイアブル広告により、音楽CDの購入前に視聴するのと同様に、アプリのインストール前にゲームを体験プレイできるようになりました。プレイアブル広告は今や、モバイルゲームを中心に携帯アプリの宣伝に重要な要素の一部です。優れたコンバージョン率とリテンション率、収益増加に貢献してくれるプレイアブル広告は、特にモバイルアプリ開発企業にとって心強い宣伝方法と言えるでしょう。

 

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投稿者プロフィール

恒川 直也
恒川 直也
株式会社インフォキュービック・ジャパン Digital Marketing Team Consultant
三重県伊賀市出身。学生時代は様々なスポーツに打ち込み、高校生の時には剣道の新人戦で地区優勝する。
國學院大學法学部卒業後はフリーのライターとして、ジャンルを問わず活動を始める。
しばらくして学生時代のアルバイトの経験を活かし国内の代理店に入社、知識を貪欲に吸収し、担当していた広告アカウントでGoogle Awardの1位に輝く。
海外の可能性に惹かれて株式会社インフォキュービック・ジャパンに入社。デジタル広告の運用はもちろんWEB解析、ライティングなど様々なスキルで活躍中。現在は中国語とロシア語を勉強している。