台湾で人気の個性派モバイルアプリケーション4選

2018年に日本旅行業協会(JATA)が行った夏休みの人気旅行先ランキングで、前年度トップのハワイを見事に抜き、1位になった台湾。その人気の理由は、おいしい食べ物やきれいな街並みはもちろんのこと、近年急激に改善されてきた生活レベルの高さにあるともいえます。安全できれい、さらに活気もあり人も良いと人気の台湾ですが、そのライフスタイルをさらに充実したものにする独自のモバイルアプリもたくさん生まれています。そこで今回は、台湾で人気の個性派モバイルアプリケーション4選を紹介したいと思います。

Voicetube

Image Source: https://www.voicetube.com/

昨年、台湾行政院より、2019年度をめどに中国語と英語の公用化が発表されるなど、英語教育に力を入れている台湾ですが、英語学習の新たなプラットフォームとなる可能性のあるアプリが、これから紹介する「Voicetube」です。このアプリの特徴は、大量に蓄積された動画を用いて英語学習ができることです。

アプリ内では、英語学習に適したオリジナル動画や人気動画が毎日更新されています。動画カテゴリーは、ニュースや講演動画に始まり、トークショーやミュージックビデオなど、非常に広いジャンルを扱っており、レベル別の動画を視聴することによって、リスニング力を鍛えることができます。英語字幕や日本語字幕も利用できるため、レベルに合わせて学習方法を選択できます。また、音声スピードを変更することも可能なので、難しい箇所では速度を遅くして何度も繰り返し聞くこともできます。わからない単語があったときには、その単語をワンタップすることで、アプリ内のオリジナル辞書が単語をすぐに検索し、情報を提供してくれます。また、音声録音機能を利用して、動画をまねて発音の練習をしたり、発音チャレンジ機能を使用することで、正しい発音かどうかをチェックすることもできます。多くの人が苦手とする語彙の暗記に関しては、クイズ形式で楽しく覚えられるように工夫されています。

台湾でサービスが開始されたVoicetubeは、現在では世界で300万人以上の人々が使用し、英語学習に取り組んでおり、今後が非常に楽しみなアプリです。

 

goodnight

Image Source: https://goodnight.io/en

誰かと話したいと思っても相手が見つからない、そんな人たちの悩みを解消してくれるのが台湾発のアプリ「goodnight」です。『まったく知らない誰かとお話しする』ことを目的として設計されたこのアプリでは、設定した条件に合う相手をランダムで見つけ、7分間のトークを楽しむことができます。

自分に関する簡単なプロフィールの作成を済ませた後、話したい相手の条件(性別、年齢、距離、言語)を設定すれば、すぐにサービスを利用できます。基本的にはプロフィールの写真も会話中のビデオ利用も必要ないので、本当に会話を楽しみたい人のためのアプリと言えるでしょう。7分間の会話後も、また話したいと思える人とマッチングした場合は、友達登録を送ることで、もしもお互いが気に入った場合に、直接コンタクトが可能になります。

Goodnightは、台湾国内での人気もさることながら、台湾人と友達になりたい、台湾人と話すことで他言語を習得したいという国外のユーザーが多いことでも知られています。リスニング力を鍛えたいという人には、ライブ発信の視聴がおすすめです。現地のスラングなども学べるため、生きた語学を学びたい人にもぴったりです。

24時間無料で楽しむことが可能で、有料版を購入することでさらなる機能を利用することが可能になります。

 

Eatgether

Image Source: https://www.eatgether.com/

新しい友達を作りたくてアプリを使用しても、ただメッセージのやり取りを繰り返すだけで、なかなか出会えないことが多い出会い系アプリに頭を悩めている人も多いのではないでしょうか。そんなユーザーのために誕生し、台湾で人気を集めているのが「Eatgether」です。

Eatgetherは、確実に出会える場を提供することを目指した、『食事を通した出会い提供』アプリです。このアプリを利用することで、条件にマッチした人と食事の場で出会い、ともに楽しい時間を過ごすことができます。

参加するには、イベントの主催者になるか、もしくは参加者になるかの2通りの方法があります。主催者は、食事の内容や、予定人数、予算、希望する参加者の詳細等を決定します。参加者は、主催者の希望する参加者の条件に当てはまり、さらにそのイベントがおもしろそうだと思ったら、参加のボタンを押すだけで簡単に参加可能です。後は、現地で出会い、一緒に楽しく食事をしながら話しをするだけです。事前に、割り勘おごりなどの条件も決めておけるので、食事の後に支払い金額について問題が生じることもありません。気軽に新たな人と出会えることから、特に若者の間で大流行しています。

 

i 統一發票

Image Source: https://itunes.apple.com/tw/app/i-統一發票-個人雲端發票管理工具/id526625386?mt=8

こちらののアプリを紹介する前に、台湾では、スーパーやコンビニエンスストアなど、ほぼ全てのレシートに、くじがついているのをご存知でしょうか。このくじに当選した場合、最高でなんと1,000万元(2019年4月現在のレートで約3600万円)の現金を獲得することができます。しかもこのくじは、外国人であっても受け取ることができるという何ともうれしい代物なんです。しかし、毎日何枚も受け取るレシートに記載された、8桁の長い当選番号を一つ一つチェックするのでは、手間も時間もかかってしまいます。

そんなときにおすすめなのが、台湾のスマートフォンユーザーに人気のアプリ「i 統一發票」です。i 統一發票のすぐれたQRコードスキャンの機能を利用し、台湾国内で発行されたレシートを次々にスキャンするだけで、当たりかハズレかを確認することができます。当選レシートには、一番低い等級であっても200台湾ドル(約720円)が割り当てられており、若者から年配者まで多くの人が楽しんでいます。ロトのようなギャンブルとは異なり、日常生活で誰もが必ず受け取るレシートを使用して行われる抽選というのも、アプリが幅広い世代に利用されている人気の秘密です。

いかがでしたか。ユニークなコンセプトで人気の個性派アプリケーションを紹介してきましたが、これら全てのアプリケーションは、App  storeかGoogle Playで無料ダウンロードが可能です。今後も、どのような魅力的なアプリが誕生するのか、台湾から目が離せません。

 

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投稿者プロフィール

チャン チュンハン
チャン チュンハン
1982年台湾生まれ。大学で環境工学を専攻。台湾の日系企業でエンジンニアとして働きながら、日本語を習得。2014年に日本に移住し、その後インフォキュービック・ジャパン入社。中国語、英語、日本語を駆使しトライリンガルデジタルマーケターとして奮闘中。趣味は映画鑑賞とバスケットボール観戦。