オーストラリアで人気のインフルエンサー・マーケティングプラットフォーム6選

現在、世界ではインフルエンサー・マーケティングに大きな注目が集まっています。主要SNSの1つであるインスタグラムは、2019年に利用者数が20億人を超えたと言われており、今後もSNSが人々に与える影響は計り知れないものがあると容易に予想できます。この波に乗り、インフルエンサー・マーケティングも好調です。2016年には世界で17億ドルのマーケットでしたが、2019年には約4倍となる65億ドル規模にまで成長すると試算されています。インフルエンサー・マーケティングのプラットフォームおよび代理店も、2016年には335個であったものが2018年には740にまで増加しました(参考:The State of Influencer Marketing 2019 : Benchmark Report)。

インフルエンサー・プラットフォームの多くは、アメリカ発のものが多いですが、近年、オーストラリアにおいても多くのインフルエンサー・マーケティングプラットフォームが誕生しています。そこで本記事では、オーストラリア発のインフルエンサー・マーケティングプラットフォームについて紹介します。

 

Hypetap

https://www.hypetap.com/

「Hypetap」は、メルボルンを拠点とするインフルエンサー・マーケティングプラットフォームです。企業や代理店が影響力の強いインフルエンサーと出会い、キャンペーンを効率的かつスムーズに実施することをサポートします。「Hypetap」は、「創造的なキャンペーン」「実際の影響力」「データをベースとした洞察」の3つを強みとしており、最新技術を即座に取り入れ、データに裏付けられた確実な成果を達成できるプラットフォームを目指しています。

現在は、AsahiやLG Electronics、American Airlines、Balance Water等の企業と提携しています。インフルエンサー・マーケティングプラットフォームを初めて利用する企業でも安心して利用できるよう、開始日から完了日まで充実したサポートを提供していることも特徴の1つです。

 

Social Soup

https://www.socialsoup.com/

「Social Soup」は、シドニーに拠点を置くインフルエンサー・マーケティングプラットフォームで、主にオーストラリアとニュージーランドの顧客を対象としています。サイト内では、インフルエンサー・マーケットに関する情報が非常に多く掲載されており、インフルエンサー・マーケティングを初めて利用するマーケターに特に人気のプラットフォームと言えるでしょう。人が持つ影響力を最大限に活かすことが重要だと考えており、インフルエンサーを最大限に活用してマーケティングを行うためのステップが丁寧に解説されています。現在は、PHILIPSやDyson、ALDIなどの企業と提携しています。

 

Tribe

https://www.tribegroup.co/

「Tribe」は、メルボルンに拠点を置くインフルエンサー・マーケティングプラットフォームで、開始日からキャンペーン開始までの期間の短さや、低コストなどを強みとしており、近年急激に人気を獲得しているインフルエンサー・マーケティングプラットフォームとして知られています。他のプラットフォームでは、最初にインフルエンサーの選定を行い、その後のキャンペーンはインフルエンサー任せになりがちですが、「Tribe」では、候補インフルエンサーが、実際に撮影した写真や動画の中から気に入ったものを選び、その写真や動画を活用したキャンペーンに対し料金を支払う仕組みになっているため、確実な成果が期待できるキャンペーンにのみ料金を支払うことができる仕組みになっています。現在は、CanonやCorona、Dove等の企業と提携しています。

 

BrandSnob

https://www.brandsnob.co/

シドニーとメルボルンにオフィスを持つ「BrandSnob」は、企業とインフルエンサーが容易にコラボレーションすることをサポートするインフルエンサー・プラットフォームです。インフルエンサー側の登録が非常に容易なことで知られており、登録を考えているインフルエンサーは、アプリをダウンロードし、キャンペーンをブラウズし、企業と提携するためのオファーを作成するだけで仕事を受注できるようになります。そのため、多くのインフルエンサーが登録しており、企業とインフルエンサーのつなぎを得意としているプラットフォームです。Vanity Planet、prAna、Tinderなどの企業と提携しており、企業のジャンルを問わず、他業種に対応可能なインフルエンサーが多く登録しているのも特徴です。

 

Scrunch

https://www.scrunch.com/

ブリスベンとニューヨークにオフィスを持つ「Scrunch」は、企業や代理店が、自分たちに適したインフルエンサーを見つけ出すことを得意としているインフルエンサー・マーケティングプラットフォームです。サイトでは、企業側とインフルエンサー側それぞれが、当サイトを利用して何ができるのか、またどのような手続きで進めればよいのかがわかりやすく説明されているため、初めて利用する人たちでも安心して利用できるでしょう。現在の「Scrunch」内のインフルエンサー登録者は2000万人を超えると紹介されており、高度にカスタマイズされた検索機能を活用し、企業に真にマッチしたインフルエンサーを提案します。Red BullやSubway、Under Armourなどの日本でもよく知られる大企業と提携しています。

 

Vamp

https://vamp-brands.com/

「Vamp」は、世界的にも有名なインフルエンサー・プラットフォームですが、シドニーとメルボルンにもオフィスを構えており、オーストラリアで人気のプラットフォームです。ファッションや美容、食料品やファイナンス等、世界におけるこれまでのインフルエンサー・マーケティング成功の実績がサイト内で非常に多く紹介されており、企業はそれらの成功例を参考にしながらキャンペーン案を練ることができます。インフルエンサーとして「Vamp」に登録するためにはいくつかの条件があるため、インフルエンサーの質は他のプラットフォームと比べて高いことが特徴の1つです。また、料金はすべて先払いのため、追加料金が発生しないことも多くの企業から信頼される理由の1つです。提携企業は、UNIQLOやSAMSUNG、New BalanceやCOACHなど、世界的大企業が並びます。

 

おわりに

いかがでしたか。オーストラリアのインフルエンサー・マーケティングプラットフォームは、世界的に有名なものはまだ少ないですが、オーストラリア国内に展開している企業と連携を図りつつ、確実に成果を伸ばしているように感じました。その一方で、数年前にインフルエンサー・マーケティングプラットフォームのスタートアップを立ち上げたものの、すでに閉鎖されているサイトもいくつかありました。現在人気急上昇中の分野といえど、確実な成果を上げるためには、確かな戦略も必要と言えそうです。

 

また、オーストラリアは英語が母国語であるため、英語圏のインフルエンサー・マーケティングプラットフォームの人気も高いようです。以前に紹介させていただいた下記のサイトもぜひご覧ください。

 

アメリカで人気のインフルエンサー・マーケティングプラットフォーム10選

英語圏でランキング上位に登場するインフルエンサー・マーケティング系メディアとは?

 

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投稿者プロフィール

村上 崇
村上 崇
村上 崇(むらかみ たかし) 株式会社カーツメディアワークス 代表取締役/CEO

国立津山高専電子制御科にてロボットエ学を専攻。
報道番組のディレクターとして数々の事件、政治、トレンド情報などのリサーチから取材、リポート、編集まで幅広く手がけ、情報収集と情報発信の礎を築く。
その後、PRコンサルティングファームにて東証一部上場企業、グローバル企業などのブランディング及びクロスメディア戦略コンサルティングを手がけ独立。
コンテンツマーケティングおよび戦略PRを中心とした株式会社カーツメディアワークスを設立。