北米で人気のゲームYouTuber5選

2005年にアメリカのスタートアップ企業として設立された動画共有サービス「youtube」は、瞬く間に世界中で人気を博し、現在は、1日の動画再生時間が世界で10億時間を超えると言われています。日本においても、学研が実施した「小学生の日常生活・学習・自由研究等に関する調査」(2018年)において、「YouTuber」が小学生のなりたい職業第3位にランクインするなど、youtubeは社会現象ともいうべき、凄まじい影響力を誇っています。それもそのはず、世界の有名YouTuberの年収は1億を超えると言われています。また、チャンネル登録者の数が1000万人を超えるYouTuberもおり、世界に大きな影響を与えうる仕事として認識されるようになりました。

 

ゲーム分野においてもYouTuberの影響力は絶大であり、昨今のビデオゲーム人気を支えている1つの要因はゲームプレイの様子を実況するYouTuberたちです。そこで、本稿では、アメリカのロサンゼルスに本社を置くランキングデータベースサイト「ranker」で紹介されている人気YouTuberの中から、ゲーム実況分野においてアメリカで人気のYouTuber5選を紹介します。

 

1.PewDiePie

Youtube 登録日 2010年4月29日

チャンネル登録者数 97,617,375人

動画の合計再生回数 22,213,140,633回

https://www.youtube.com/watch?v=SyElmtT8MQw

アメリカでも絶大な人気を誇るのは、ゲーム分野に関わらず、すべてのYouTuberの中で最も多いチャンネル登録者数を獲得しているスウェーデン出身の「PewDiePie」です。そのチャンネル登録者数は現在9700万人を超えています。2013年の8月にyoutubeで最もチャンネル登録されたyoutuberとなったのち、その後も高い人気を誇っています。2019年2月3日に行った人気ゲーム「フォートナイト」のライブ配信では、ライブ視聴者数30万人という凄まじい記録を達成し、世界で最もライブ視聴されたyoutube配信の記録を塗り替えました。

初期の頃は、ホラー系やアクション系のビデオゲームの紹介をしていましたが、現在はネット動画や画像からおもしろいコンテンツの紹介も行っています。また、最近では「Minecraft」のゲーム実況を積極的に投稿しています。「PewDiePie」の人気の秘密は、視聴者を魅了する面白いコメントとリアクション。ゲームで予想外のことが起こったときに、画面の前で全力で叫ぶ姿が人気を呼び、徐々にファンを増やしました。また視聴者を「Bros(兄弟たち)」と呼ぶ独特のスタイルにより、多くの熱狂的なファンを獲得しています。「PewDiePie」が紹介したゲームは、それだけで人気が出るという、まさにゲーム界に絶大な影響力を持つYouTuberです。

 

 

2.Markiplier

Youtube 登録日 2012年5月26日

チャンネル登録者数 24,122,889人

動画の合計再生回数 11,405,523,664回

https://www.youtube.com/watch?v=iOztnsBPrAA&list=PL3tRBEVW0hiDL09lO0xjKEix84OY27xet

「Markiplier」は、アメリカ出身のゲーム実況YouTuberです。2012年にyoutubeでのゲーム配信を開始した後、着実に人気を伸ばし、現在は2400万人を超えるチャンネル登録者数を獲得しています。「Markiplier」が主に扱うゲームは、Five Nights at Freddyシリーズ、Amnesia:The Dark Descentとその続編、Garry’s Mod、Happy Wheels、Surgeon Simulator 2013、Minecraft、そして Slender:The Eight Pages等のゲームで、特にホラー系ゲームの実況に定評があります。「Markiplier」がホラーゲームを進めながら、叫んで、驚いて、つぶやいて、また叫ぶ。ホラーゲームのドキドキした感じを共に楽しみたい視聴者からの絶大なる人気を獲得しています。また、慈善活動にも積極的で、これまでyoutubeで稼いだお金や視聴者からの寄付を利用し、多くの施設や活動への寄付を行っています。今後もアメリカおよび世界で活躍が期待されるゲーム実況YouTuberの1人といえるでしょう。

 

 

3.Jacksepticeye

Youtube 登録日 2007年2月24日

チャンネル登録者数 22,334,402人

動画の合計再生回数 11,244,206,872回

https://www.youtube.com/watch?time_continue=4&v=EjtntWW5Yxc

「Jacksepticeye」はアイルランド出身のゲーム実況YouTuberで、アイルランドでは国内トップレベルの人気を誇ります。「Jacksepticeye」は当初、youtubeの社員として働き始めましたが、それから5年後、ゲームの実況を中心に行う自分のチャンネルを作成し、短期間で一気に人気YouTuberに駆け上りました。現在は、チャンネル登録者数2200万人を超える世界でも有名なYouTuberとなり、アメリカでも人気です。「Jacksepticeye」は、自分自身のことを、『YouTuberの中でも、最も活力に満ちたYouTuber』と称しており、ゲーム実況は終始、笑い声と叫び声であふれています。1つのゲームを詳しく紹介するというよりは、様々なゲームを紹介するスタイルを取っており、過去に紹介したゲーム数はいざ知れず。「Jacksepticeye」の動画配信を見て、ゲームを購入する人も多いとのことです。

 

 

4.The Game TheoristsMatPat

Youtube 登録日 2009年8月22日

チャンネル登録者数 11,825,347人

動画の合計再生回数 2,097,876,067回

https://www.youtube.com/channel/UCo_IB5145EVNcf8hw1Kku7w

「The Game Theorists」の運営をしていることで知られる「MatPat」は、アメリカ出身のゲーム実況YouTuberです。2011年4月に「ゲーム理論」と名付けた最初の動画をアップし、ゲームと現実の関係を、科学や数学、文化の観点から議論しました。それからというもの「MatPat」は、ゲームをただ単に紹介するだけでなく、ゲームを様々な観点から分析する実況者として有名になりました。過去には、任天堂関連のゲーム、Minecraft、Five Nights at Freddy’s、Call of Duty、Pokémonなどを含む多くの有名タイトルに関する考察を行ってきました。上記で紹介したYouTuberたちが視聴者が楽しむことを第一の目的としているのに対し、「The Game Theorists」でのゲーム配信は、ゲームの隠された要素を紹介したり、登場キャラクターの秘密などを解説するといった、知的好奇心を刺激するものとなっています。ゲームに関する知識をさらに獲得したい、ゲームのトリビアを知りたいという視聴者に愛されているゲーム実況YouTuberです。

 

 

5.LazarBeam

Youtube 登録日 2015年6月4日

チャンネル登録者数 購読者数 10,925,431人

動画の合計再生回数 3,167,938,690回

https://www.youtube.com/watch?v=NQSkBJAXs_g

「LazarBeam」は、オーストラリア出身のゲーム実況YouTuberで、2015年にyoutube配信を開始した後、わずか4年ほどで1000万人のチャンネル登録者数を抱える人気YouTuberに成長しました。「LazarBeam」が主に配信しているのは、世界的に有名なゲーム「フォートナイト」のバトルロイヤルモード。チームの仲間と協力して真剣勝負をする動画を配信するときもあれば、外見を変えられるスキンを利用した「バナナスキン」コスチュームによるダンスやおもしろ動画の配信など、「フォートナイト」好きなら誰もが楽しめる動画を投稿しているのが特徴です。また、最近ではテレビ出演やゲーム大会の解説者として呼ばれることも増えてきており、今後の活躍が期待されるルーキーと言うべき存在です。

 

いかがでしたか。ゲーム実況YouTuberは今や人気職業の1つであるため、アメリカで人気のゲーム実況YouTuberたちは、実況スタイルや配信タイトルの種類、ターゲットとする視聴者層などの点で差別化を図っています。また、多くの視聴者に継続して視聴してもらうためには、YouTuber自身が視聴者たちから愛されることも大切なようです。今後も、様々な分野で人気のYouTuberについて紹介していきたいと思います。

グローバルマーケティング研究所のサービスに関する問い合わせはこちら

投稿者プロフィール

村上 崇
村上 崇
村上 崇(むらかみ たかし) 株式会社カーツメディアワークス 代表取締役/CEO

国立津山高専電子制御科にてロボットエ学を専攻。
報道番組のディレクターとして数々の事件、政治、トレンド情報などのリサーチから取材、リポート、編集まで幅広く手がけ、情報収集と情報発信の礎を築く。
その後、PRコンサルティングファームにて東証一部上場企業、グローバル企業などのブランディング及びクロスメディア戦略コンサルティングを手がけ独立。
コンテンツマーケティングおよび戦略PRを中心とした株式会社カーツメディアワークスを設立。