ブラジルの主要ニュース系メディア10選 

2016年にリオデジャネイロでオリンピック・パラリンピックが開催され、日本のニュースメディアにも連日取り上げられたブラジル。最近はアマゾンの大火災が数多く報道されましたが、ブラジルの公用語はポルトガル語ということもあり、ブラジル国内の情報が日本に入ってくることはそれほど多くはありません。しかし、ブラジルには日系人が現在160万人ほど住んでいるといわれており、日本との結びつきが非常に強い国の1つです。ブラジル国内の情報が必要な方も多いことでしょう。そこで本記事では、ブラジル国内の主要なニュース系メディア10選を紹介します。

 

O Globo

「O Globo」は、1925年にリオデジャネイロを拠点に創設された新聞社で、1960年代よりテレビ放映にも参入し、現在はブラジルの主要ニュース系メディアの1つとして知られています。ウェブサイトでは、リオを中心とした大都市に関連する国内ニュースのほか、国外、経済、文化、社会、テクノロジー、科学、健康、教育、スポーツまで、ありとあらゆるジャンルの情報を得ることができます。

 

Jarnal de Brasilia.

「Jarnal de Brasilia.」は、ブラジルの首都ブラジリアで1972年に創設されたブラジルの日刊新聞です。ブラジリアを始めとした大都市に関するニュースのほか、国内外のニュース発信しています。「Jarnal de Brasilia.」の特徴は、政治に関するニュースを積極的に掲載しているところです。ブラジル議会での発言や議論が非常に多く掲載されており、ブラジル国内の情勢を知るために非常に役立つウェブサイトといえるでしょう。

 

Folha de S.Paulo

「Folha de S.Paulo」は、1921年にサンパウロで創設された日刊紙です。サンパウロ市内最大の発行部数を誇り、サンパウロの情報を中心に、国外、国内、政治、経済、環境やスポーツなど、幅広いジャンルのニュースを取り扱っています。「Folha de S.Paulo」は、政治的中立の立場を取っており、独自の立場から国民に役立つ情報を提供しています。国際的なニュース系メディアとしても有名で、ウェブサイトではポルトガル語の他に英語とスペイン語も選択できるため、他国に住む人々からも人気のウェブサイトです。

 

O Estado de S. Paulo

「O Estado de S. Paulo」は、1875年にサンパウロで創設された、長い歴史を持つブラジルの日刊紙で、サンパウロ市内における発行部数は「Folha de S.Paulo」に次ぐ第2位です。サンパウロの情報をはじめ、国外、国内、経済、政治、スポーツなど、幅広いジャンルを扱っていますが、「オピニオン」の欄が大きく取り上げられており、ジャーナリストや経済学者、各種専門家などのオピニオン記事が非常に多く掲載されているのも特徴の1つです。

 

Gazeta do Povo

「Gazeta do Povo」は、1919年にパラナで設立された日刊新聞で、現在はパラナで最大の発行部数を誇る新聞社です。パラナ周辺に関する情報とともに、政治経済に関するニュースが非常に多く掲載されており、国政や議会の方針に関する記事が常にトップ記事を飾ります。また、コラムニストによるコラム記事が人気で、ブラジル経済や社会情勢に関する多くの意見が集まるニュース系メディアとしても注目されています。

 

Meia Hora

「Meia Hora」は、2005年にリオデジャネイロで創設された比較的新しい新聞社です。新聞を読むのを簡単に、しかも楽しくするというスローガンのもとで運営がなされており、月曜日から土曜日までは1部1ドル、日曜日には1部2ドルという価格ではありますが、新聞内に多くの写真とカラーを利用し、これまでの新聞とは異なるスタイルの新聞を売り出したことで有名になりました。ウェブサイトでも、多くの写真とシンプルなタイトルにより見やすく構成されており、他のブラジルニュースメディアとは一味違った方向性を見出しています。

 

The Rio Times

「The Rio Times」は、リオデジャネイロに拠点を置く2009年に創設された新聞社で、新聞とウェブサイトのすべてのニュースが英語で記載されている、ブラジルでは非常に珍しいニュース系メディアです。リオデジャネイロ、サンパウロのニュースを中心に、国内のテクノロジーやスポーツ、時事ネタなどが掲載されています。新聞の発行部数、およびサイト閲覧数は他の大手ニュースメディアには及びませんが、すべてのニュースを英語で配信していることから、海外の人たちからの検索に引っかかりやすく、外国に住む人々に非常に人気のニュース系メディアです。

 

ニッケイ新聞

「ニッケイ新聞」は、サンパウロに拠点を置く新聞社ですが、ポルトガル語および日本語でニュースが紹介されている非常に珍しい新聞です。週5回、日本語の新聞がブラジル国内で発行されています。ウェブサイトでは、ブラジルの最新ニュースが日本語で紹介されているため、日本人がブラジル国内のニュースを知りたいとき、まっ先に見るべきニュースサイトといえるでしょう。また姉妹紙のJornal Nippak(ポルトガル語)ともリンクされており、ポルトガル語のサイトにすぐに移行できるのも人気の理由です。

 

The economist 

「The economist」は、ブラジルの経済ニュースを中心に扱うニュース系メディアで、ビジネス関連雑誌の販売やウェブサイトの運営を行っています。世界政治や、国内ビジネス&ファイナンス、経済、科学&技術、文化などのニュースが掲載されています。また、記事は英語で書かれているため、ブラジル経済に興味のある外国人からも人気のウェブサイトです。

 

Super Esporters

「Super Esporters」は、ブラジルのスポーツニュースを中心に取り扱うニュース系メディアです。ブラジルで大人気のサッカーをはじめとして、バレーボールやバスケットボール、モータースポーツ、その他スポーツの最新情報を得ることができます。スポーツ好きの人々から絶大な人気を集めるスポーツ関連のニュース系メディアです。

 

終わりに

いかがでしたか。ブラジルのニュース系メディアは、主にポルトガル語でサイトが構成されており、いくつかのメディアが英語、スペイン語、日本語などに対応しているという現状でした。また、歴史ある新聞社が提供する新聞やウェブサイトが国民に広く浸透している一方、新興メディアが国民に新しい視点を提供しているようです。今後も、各国のニュース系メディアの現状について報告していく予定です。

 

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投稿者プロフィール

村上 崇
村上 崇
村上 崇(むらかみ たかし) 株式会社カーツメディアワークス 代表取締役/CEO

国立津山高専電子制御科にてロボットエ学を専攻。
報道番組のディレクターとして数々の事件、政治、トレンド情報などのリサーチから取材、リポート、編集まで幅広く手がけ、情報収集と情報発信の礎を築く。
その後、PRコンサルティングファームにて東証一部上場企業、グローバル企業などのブランディング及びクロスメディア戦略コンサルティングを手がけ独立。
コンテンツマーケティングおよび戦略PRを中心とした株式会社カーツメディアワークスを設立。