「中国動画SNS」人気アカウント作成の秘訣!

近年、中国人観光客のインバウンドの売上が海外観光客の中で圧倒的に一位になり、「爆買」が話題になっています。そんな中、中国のSNSアプリを利用して自社商品をプロモーションしたい企業も多いのではないでしょうか。

実は「TikTok」「快手」など最近大人気のショート動画アプリなどのSNSをうまく利用できれば、一日何十万ビューを獲得することも難しくありません。さらにアプリ内のECシステムを利用し、直接に商品販売もできるようになります。

筆者は中国のショート動画アプリを使ってインフルエンサーを目指し活動しています。今回は個人でも人気SNSを作成できる方法をご紹介したいと思います。

「TikTok」「快手」中国の動画SNSの基本的な仕組み

アルゴリズム

中国の動画アプリは基本的に人工知能(AI)を利用して動画の配信を行っています。人工知能はまず動画コンテンツを分析します。分析するコンテンツは主に「顔」「画像」「音楽」「言葉」の4つです。コンテンツが分析されると、ユーザーの「閲覧履歴」「いいね」「コメント」「フォロー」などの履歴データを参考に配信を行います。これで、コンテンツとコンテンツに対して興味がありそうなユーザーとをマッチングできるようになります。

さらに、動画の配信が進むにつれて配信データも分析されています。人工知能から品質が高い動画と判断されればシステムから大量のユーザーに配信され、「トレンド作品」となります。一日で再生数が何十万回と増加することも珍しくありません。

中国の動画SNSの「アカウント設計」

分析

品質が高い動画を作ることも重要ですが、動画を見ているユーザーがフォロワーになりやすくするためのアカウント設計もとても重要になります。

私たちの目標は自社商品の価値、または個人の価値をまとめてユーザーに提供することだと思います。結果として、販売などの目的も達成できるようになります。ユーザーに価値を提供するのであれば、自分のアカウントをプロダクトとして作り込むことが効果的だと考えます。

まず、プロダクト開発であれば一番重要なことは「コンセプト」を明確にすることです。「コンセプト」とは、自分の価値をユーザーに対して一言で伝える事が出来るメッセージです。例えば、日本のうどん屋さんであれば、「日本のうどん文化をご紹介」などや、知識も獲得できるようなメッセージなどが良いでしょう。

コンセプトが決まれば、コンセプトを軸としてアカウントの設計ができるようになります。

中国人気クリエイターを参考にみてみましょう。こちらのクリエイターの名前は「手作りの耿さん」、368万人のフォロワーを持ち、配信している動画コンテンツは各種工具を利用して面白いものを作るという動画です。耿さんのコンセプトは自己紹介の中に書いているように「手作り大好き、クリエイト大好き」です。

「アカウント設計」のポイント!

1.ニックネーム
「手作りの耿さん」という名前がコンセプトにマッチしており覚えやすい設定になっています。
(下画像:①)

2.アイコン、アカウント背景イメージ
アイコンは大工の服装を着ている耿さん。アカウント背景イメージは各種の道具。
(下画像:②)

3.自己紹介
最初にコンセプトを記載し、その次は簡単な自己紹介を記載。
(下画像:③)

4.作品のタイトル、カバー
動画タイトルは自分で制作した作品の名前、作品のカバーは自分が新しい作品を使用しているイメージ。
(下画像:④)

5.作品の垂直度
垂直度というのは出している作品に一貫性があるかということです。
一貫性がある作品を出し続ければ、ユーザーに対して安定的に価値を提供することができるのでフォロー率が高まります。耿さんは現在までに206作品を制作しましたが、全て一貫性のある動画を制作しています。
(下画像:④)

 

create account

上記のようにアカウントの構築が出来れば、基礎部分は完成です。アカウント構築ができれば、次はアカウントを運営します。

 

では、アカウントを運営する際の注意すべきポイントとは?

  • プロモーションの方法
  • 過去作品のデータを分析する
  • 他の優秀作品からヒントを探すこと
  • 目的を決めて取材する
  • 動画の編集、音楽、アフレコ(背景ストーリー)など

次回は運営について詳しくご紹介します!

 

 

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投稿者プロフィール

リ ウコウ
リ ウコウ
株式会社インフォキュービック・ジャパン デジタルマーケティング部 コンサルタント
中国の大学を卒業後、立命館大学MBAコースを修了。日本国内のSEM代理店に入社し、主に日本語の広告運用とコンサルティングを3年間経験。海外、特に中国のデジタルマーケティングの世界で活躍したいと思い、株式会社インフォキュービック・ジャパンに入社。現在デジタルプロモーションチームのコンサルタントとして、Baidu,360,Googleの海外リスティング広告を中心に多くのアカウントを運用中。趣味は動画やライブ配信、歴史、地歴。プライベートではインフルエンサーを目指して活動中。